春節の終了に伴い、メーカー側からの供給が増加していることから、各社のディーラーの在庫が増加している。しかし日本車のディーラーは販売動向と比べ、在庫の増減に警戒を強めている。
東風日産のディーラーの販売担当者は、「メーカー側はこのほど京V(自動車排出基準)を満たす車種を補充し、店内の展示車の配置やカラーの需要を満たそうとしており、在庫が1-2月よりやや増加している」と語った。広州ホンダのディーラーの販売主管も圧力を感じており、「在庫増は店の供給源を確保し、顧客の流失を防ぐものだが、現在は販売の端境期を迎えており、在庫による圧力が生じる可能性がある。そのため5月1日の連休に伴う小規模なピークを迎える前に、当店は一定の販促により在庫の安定を維持する可能性がある。販促には値下げ以外の手段も含まれ、値下げ幅も一定範囲内に収めることになる」と述べた。
日本車の全体的な価格には大きな変化が生じておらず、多くの車種の値下げ幅は2月と同水準を維持している。シビックやカローラなどの値下げ幅も約2000元(約3万円)を維持している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月25日 |