中国移動(チャイナモバイル)は先月30日、今年2月1日から米国、韓国、シンガポール、中国香港など中国人がよく出かける国・地域への国際ローミング料金を引き下げることを明らかにした。「人民日報」が伝えた。
これまで中国移動は海外と香港、澳門(マカオ)、台湾地区へのローミング料金を21の料金エリアに分けていた。引き上げ調整後は「1元エリア」、「2元エリア」、「3元エリア」の3エリアのみになり、それぞれ1分あたり0.99元(約14.6円)、1.99元(約29.4円)、2.99(約44.1円)元と大幅に安くなる。1元エリアには中国香港、中国台湾、韓国、シンガポール、米国(本土)など8つの国・地域が含まれる。2元エリアにはフランス、ドイツ、英国(本土)など27カ国・地域が、3元エリアには日本、ブラジルなど145カ国・地域が含まれる。中国移動の関連部門の責任者によると、米国のプロバイダーの国際ローミング料金は一般的に1分あたり6.1元を下回ることはなく、日本は同61元と最も高いという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月1日 |