「BRICS」(新興5カ国。ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)間の経済貿易関係が急速に発展しており、2011年の貿易額は3200億ドルを超えた。今年1-10月には中国とブラジル、ロシア、インド、南アフリカ各国との二国間貿易額が2500億ドルを超えた。
商務部(商務省)の李栄燦部長助理(部長補佐)が4日に行われた経済日報社主催の第1回新興5カ国経済情勢シンポジウムで述べたところによると、ここ数年の間に、BRICSがグローバル化のチャンスをつかまえ、経済の急速な成長を実現させ、国際的な影響力が上昇を続けているという。
11年のBRICS間の貿易額は3200億ドルを超え、10年前の6倍になった。また中国とブラジル、ロシア、インド、南アフリカ各国との二国間貿易額は、11年は2800億ドルを超え、今年1-10月は2500億ドルを超えた。中国はブラジル、ロシア、南アフリカにとって最大の貿易相手国であり、インドにとっては2番目の貿易相手国だ。中国からこの4カ国への投資額は230億ドルに達する。
同日には経済日報社による中国ロシア経済貿易ネットの開通式典も行われた。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年12月6日
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