英オブザーバー誌は、「日本の中国レアアース政策に対する敏感さは、自国の同問題における重大な利害関係を示した。中日両国のレアアース問題の係争は、単純な貿易問題ではない。それは東アジアの2強の、戦略資源の競争を示しているのだ」と分析した。
豪紙は16日、中国の現在のレアアース政策について、「中国の国内レアアース資源の合理的な統合と開発は、完全に合理的な自国の権限に属する」と指摘した。一部の日本のアナリストもまた、「レアアースはハイテク時代で必要不可欠な資源であり、中国が適当な措置を講じ輸出管理を実施し、悪性の値下げ競争を防止するのも仕方のないことだ。ましてや、中国のレアアース開発には環境破壊の現状が確かに存在し、資格を持たない中小企業を廃業させ、統合を行う必要があるのだから尚更だ。レアアースの開発・加工企業の規範化により、中国の世界レアアース市場に対する影響力は、今日よりも強化されるだろう」と指摘している。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月20日 |