安CEOは中国市場に意欲を示すブランドの名前を挙げなかったが、ある情報通によると、ヴィクトリアズ・シークレットやアバクロンビー&フィッチを含む複数の米国ファッションブランドが中国進出の歩みを加速させつつあるという。安CEOによると、一方ではこうしたブランドは中国人消費者が自社のブランドに対して示す熱狂ぶりをみている。また一方では非常によく行われている代理購入やニセ物品の横行などにより、各ブランドが「失地回復」への決意を固めたことがある。実際、アバクロンビー&フィッチのセカンドラインの店舗がすでに北京市にあり、市場で相当のリターンを獲得しているという。
瑞金麟は9日、1千万元近い融資を受けたことを明らかにした。安CEOによると、運営代行業務の発注元企業では外資系ブランドの割合が上昇しており、このたび受けた融資のうち40%近くを国際ブランドの中国での経営販売業務の発展に充てる予定だ。瑞金麟はこれまで、ブランドの経営販売にほとんど関わりをもっていなかったという。
瑞金麟はこのほどB2C(企業・消費者間取引)企業の麦考林と提携して、在庫管理などのサービスを共同で進めることになった。業界ではこの動きを、瑞金麟がブランドの経営販売業務に乗り出すための土台づくりとみている。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年9月10日
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