第1回中国・アフリカ地方政府協力フォーラムがこのほど北京市で開催された。中国とアフリカ40カ国の首都および主要都市の政府代表と一部企業の代表ら約2千人が参加した。「国際金融報」が伝えた。
外交部(外務省)アフリカ司の盧沙野司長(局長)がフォーラムで紹介したところによると、中国・アフリカ関係の重要な構成要素である中国・アフリカ間の経済貿易協力は飛躍的な発展を遂げている。中国アフリカ間貿易額は2000年の100億ドルあまりから11年は1663億ドルに増加。現在、中国はアフリカにとって1番目の貿易相手先であり、とりわけ対中国輸出額が急速に増加している。今年上半期の中国・アフリカ間貿易額は986億ドルで前年同期比24.9%増加し、中国の対アフリカ輸入額は599億ドルで同29%増加した。アフリカは中国にとって海外の4番目の投資先となっている。中国の対アフリカ直接投資のストックは10年前は5億ドルにも満たなかったが、今年4月末現在では153億ドルに達した。アフリカ投資を行う中国企業は2千社を超え、現地で雇用する従業員の割合は85%に達した。中国・アフリカ間の経済貿易協力は双方に大きな利益をもたらしただけでなく、世界の経済成長にも大きく貢献した。
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