中国代表は、サッカーW杯南アフリカ大会への出場を逃したが、中国製応援グッズは世界のサッカーファンに喜ばれている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
浙江省義鳥の雑貨市場では今年に入って以来、国旗やかつら、サッカーボール、ラッパ、サングラス、望遠鏡などが飛ぶように売れている。
義鳥市場は170種類以上の雑貨を取り扱い、国連や世界銀行など権威ある機関から世界最大の雑貨卸売り市場と呼ばれている。これまでのW杯でも応援グッズを数多く販売してきた。
税関の統計によると、W杯の影響により、スポーツ用品の月間輸出額は半年連続で1000万ドルを上回った。この5カ月の輸出額は前年同期比110%増。4月と5月は1500万ドル以上のスポーツ用品が輸出された。
毎年20万以上の外国のバイヤーが義鳥を訪れ、すでに100近くの国や地域から13000人以上がここに拠点を置き、2700の事務所が開設している。このバイヤーたちのおかげで義鳥は昨年世界215カ国・地域に輸出した雑貨は50万個以上のコンテナ分にのぼる。これと同じ販売ネットワークを通じて、義鳥のW杯応援グッズが全世界へ行き渡っている。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年6月13日 |