上場初日、北京銀行の株価は8割の大幅上昇となった。写真は上海証券取引所内の北京銀行の上場を公示する大型電光掲示板。
北京銀の行員持ち株比率は3.62%、1億8200万株だ。07年7月までに行員株主は4215人を数え、行員全体の95%を占めた。今回の上場で行員株主は少なからぬ利益を得た。
北京銀の上場目論見書によると、1022人の行員が5万株以上を保有しており、上場初日の株価からみて、資産100 万元(約1600万円)以上の富豪が1171人誕生したことになる。
北京銀の行員持ち株比率は低い上、分散している。行員で最も多くの株式を保有する株主は62万4600株。8人が45万株以上を保有しているが、幹部で50 万株以上を保有する人はいない。幹部の持ち株は、閻冰竹董事長が45万3500株で自然人株主の7位、史元副董事長が40万1700株、厳暁燕行長が40万4900株などとなっている。
一方で、北京銀行の行員以外で、保有北京銀行株の時価が1000万元(約1億6000万円)以上となった自然人には、陳宝玲、梁希橋、常雅娥、席明、孫栄盛、王欣然、武振朴、楊文軍氏など78人となっている。
「人民網日本語版」より 2007年9月20日 |