●中国人民銀行は1月5日と2月16日、4月5日、4月29日、5月18日、7月30日に相次いで、銀行の預金準備率を0.5ポイント引き上げると発表した。上昇率は計6回で3ポイントとなった。
●中国人民銀行は3月17日と5月18日、7月20日に、金融機関の人民元1年物定期の預貯金金利と貸出基準年利をそれぞれ0.27ポイントずつ引き上げると発表した。上昇率は計3回で0.81ポイントとなった。
●政府は6月18日、一部製品について輸出還付税を見直すと発表した。対象となるのは2831品目で、税関税則で定められた製品総数の37%を占める。また、鋼材やコークス、アルミニウムなどの製品に対しても、年内に輸出暫定関税を徴収または追加徴収する。こうした措置を講じるのは、貿易黒字を適度に抑え、過剰な資金の流動を根本的に抑制するのが狙い。
●全国人民代表大会常務委員会は6月29日、国家外国為替投資公司を設立する資本金として、財政部が2000億ドルの外貨購入のため1兆5500億元の特別国債を発行する議案を可決した。
●7月20日、国務院は8月15日から、個人の預貯金金利の税率を現行の20%から5%に引き下げることを決定した。
「北京週報日本語版」2007年8月1日 |