全国政治協商委員会、中国月周回探査プロジェクト総指揮の欒恩傑氏は3月6日、第10期全国政治協商会議第5回会議の小会議終了後のインタビューを受けた際、「中国初の月探査衛星『嫦娥1号』の研究開発はすでに完成しており、年内に地球から38万キロ離れた月へ向けて打ち上げられる見込みである」と語った。
同氏はまた、「衛星打ち上げに使用される搭載ロケット『長征3号甲』についても調整が行われているところだ」と語った。さらに、「中国は全てをゼロから始め、3年の時をかけ自力で『嫦娥1号』月周回衛星とその全システムを開発してきた。開発スピードは他国と比べ非常に速く、約1万人余りがこのプロジェクトに参与している」と述べた。
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