重要談話を行う胡錦濤総書記
中国共産党の第17期中央委員会第6回全体会議が10月15日から18日まで北京で開催された。
会議には中央委員202人、候補委員163人が出席。中央紀律検査委員会常務委員会委員と関係方面の担当責任者に加え、第17回党大会代表の文化関係者の一部も列席した。
会議は中央政治局が主宰し、胡錦濤総書記が重要談話を発表した。
会議では、参会者が胡錦濤総書記が中央政治局の委託を受けて行った活動報告を聴取・討議し、「文化体制改革の深化および社会主義文化の大発展と大繁栄における若干の重要問題に関する中共中央の決定」を審議・採択。李長春・中央政治局常務委員が「決定」草稿について説明を行った。
会議は文化体制改革の深化および社会主義文化の大発展と大繁栄の推進における若干の重要問題について検討し「わが国の文化改革・発展の豊富な実践と貴重な経験を総括し、文化体制改革の深化および社会主義文化の大発展と大繁栄について研究・計画し、社会主義文化建設の新たな高まりを興すことは、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的建設における新たな勝利を勝ち取り、中国の特色ある社会主義事業に新局面を切り開き、中華民族の偉大な復興を実現する上で、重大かつ計り知れない意義を持つ」との認識を示した。
会議は小康社会の全面的建設に向けた奮闘目標の新たな必要に基づき、2020年までの文化改革・発展の奮闘目標を打ち出した上で、目標の実現に向けて共に努力し、文化建設の合理化水準を高め続け、社会主義文化強国の建設に向けて堅固な基礎を築くよう、全党・全国に呼びかけた。
また「人民の基本的文化ニーズを満たすことが、社会主義文化建設の基本的任務である。政府主導を堅持し、文化インフラの整備を強化し、公共文化サービス網を整備し、大衆が無料または格安で基本公共文化サービスを幅広く享受できるようにしなければならない。公共文化サービスシステムを整備し、近代的な普及システムを発展させ、優れた伝統文化継承システムを築き、都市部と農村部の文化の統合的発展を加速しなければならない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年10月19日
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