鑑真和上が建立した奈良唐招提寺を訪れ、金堂の前で記念撮影

　訪日団は帰国に先立って、京都嵐山で周恩来総理の『雨中嵐山』の詩碑を参観し、周恩来、廖承志ら革命の先人たちの中日友好に対する努力を追懐した。奈良の唐招提寺では、鑑真和上の墓に参り、和上が1000年余り前に海を渡り文明の英知を伝えたこと、その何物も恐れない精神に感じ入った。

　中国共産党地方中堅幹部訪日団の訪日プロジェクトは、中国外文局が主催し、人民中国雑誌社が実施、日本の笹川平和財団が賛助している。訪日団は黒龍江省、山東省、江西省、貴州省など14の省・直轄市・自治区のメディア関係部門の代表から成っており、日本各地・各界の人々との広範な交流を通じて、中日地方間の交流と協力を奥深く、高いレベルでの発展を促進する力になるはずだ。

　「人民中国インターネット版」2011年8月8日

黒岩祐治神奈川知事（前列左から2人目）と面会し交流を行った