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陸彩栄訪日団団長(左)が福田康夫元首相(右)と会談した |
訪日期間中、訪日団は日本の各界の人々と、中日関係におけるメディアの役割、中日民間交流と協力、地方における多野での協力、メディア新技術の運用、ニューメディアの開発などの話題について広く意見交換を行った。
陸団長は、中日両国は2000年の友好の歴史を持つ隣国で、近代には不幸なことがあったが、中日友好ははるかに長い大計であり、中日メディアは中日両国関係の中で重要な役割を果たしていると述べた。また、民間交流は、中日両国国民間の相互理解増進に役立つと指摘し、双方が両国間のメディア交流、人的交流、文化交流、地方交流を強め、お互いに利益ある協力を深め、政治的な相互信頼を強め、両国の国民感情を増進し、中日友好を促進することを希望すると述べた。
会見の中で、日本の福田康夫元首相は、メディアの相互影響やニュース業界の交流は、中日両国関係にとって非常に重要で、両国メディアが客観、公正、正確にお互いの情況を紹介し、双方の交流と理解を深められることを希望すると述べた。日本財団の笹川陽平会長は、民間交流を強力に推進し、両国の相互信頼関係を構築することは、両国関係の健全な発展の重要な保障であると語り、民間交流の展開を通じて両国国民の相互理解を深めることができ、国民感情を改善し、中日関係のおだやかな発展を推進することができると述べた。
神奈川県、静岡県など地方政界の要人や地方メディアとの交流の中では、日本側は中国の地方経済、観光、ニュース文化などとの全方位的協力を深めたいという強い意志を表した。