日本の福田康夫元首相は25日午後、中国地方対外宣伝幹部訪日団と東京で面会した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

　福田氏は「メディアの相互作用と報道界の交流は両国関係にとってとても大切だ。両国のメディアが両国関係の発展を促すことを希望する」と表明。「両国関係は前向きに発展している。両国のメディアが日中の交流と理解の強化のため、相手国の情況を客観的に、正確に紹介することを希望する」と述べた。

　訪日団の団長を務める陸彩栄・中国外文出版発行事業局副局長は「中日友好の強化は両国の有識者にとって共通の目標だ。今回の訪日活動は、日本の政界、実業界、メディア界、および各地方の人々に直接中国を紹介し、中日交流の土台を築き、日本各界とのつながりを強化し、中国の対外宣伝活動の影響力をより効果的に拡大し、両国関係の良好な相互作用を促すことが目的だ」と述べた。

　黒竜江省、広西チワン族自治区、江西省、貴州などの対外宣伝当局および中国外文出版発行事業局のメンバーからなる中国地方対外宣伝幹部訪日団は25日に日本に到着。8日間の日程で神奈川県、静岡県、大阪府などを訪問し、日本各界の人々と交流する。（編集NA）

　「人民網日本語版」2011年7月26日