（中国共産党第十一回全国代表大会で一九七七年八月十八日に採択） 総綱中国共産党は、プロレタリア階級の政党であり、プロレタリア階級の階級的組織の最高形態であり、プロレタリア階級の先進分子によって構成され、プロレタリア階級と革命的大衆を指導して階級敵とたたかう、生気はつらつとした前衛組織である。

社会主義の全歴史的段階における中国共産党の基本綱領は、プロレタリア階級独裁のもとにおける継続革命を堅持し、ブルジョア階級とすべての搾取階級を逐次消滅し、社会主義をもって資本主義にうち勝つことである。党の最終目的は、共産主義を実現することにある。

中国共産党の指導思想と理論的基礎は、マルクス主義·レーニン主義·毛沢東思想である。党は、あくまで修正主義に反対し、教条主義と経験主義に反対する。党は、弁証法的唯物論と史的唯物論の世界観を堅持し、観念論と形而上学の世界観に反対する。

偉大な指導者であり教師である毛沢東主席は、中国共産党の創設者であり、現代におけるもっとも偉大なマルクス·レーニン主義者である。毛主席は、マルクス·レーニン主義の普遍的真理を革命の具体的実践と結びつけ、帝国主義と国内の反動的階級に反対する闘争のなかで、党内の右と「左」の日和見主義路線に反対する闘争のなかで、国際的現代修正主義に反対する闘争のなかで、マルクス·レーニン主義をうけつぎ、まもり、発展させた。毛主席はわが党、わが軍、わが国人民を指導して、長期にわたる革命闘争と革命戦争を経て、新民主主義革命の完全な勝利をかちとり、プロレタリア階級独裁の中華人民共和国をうちたて、つづいてまた、プロレタリア階級とブルジョア階級との激しい複雑な闘争を経て、史上かつてなかったプロレタリア文化大革命を経て、社会主義革命と社会主義建設の偉大な勝利をかちとった。毛主席の旗じるしは、わが党が団結してたたかい、勝利をかちとる偉大な旗じるしである。

社会主義社会は、相当長い歴史的段階である。この歴史的段階においては終始、階級、階級矛盾、階級闘争が存在し、社会主義と資本主義との二つの道の闘争が存在し、資本主義復活の危険性が存在しており、また帝国主義と社会帝国主義による転覆と侵略の脅威が存在している。これらの矛盾は、プロレタリア階級独裁のもとにおける継続革命の理論と実践によってのみ解決することができる。

わが国のプロレタリア文化大革命は、ほかでもなく、社会主義の条件のもとで、プロレタリア階級がブルジョア階級とすべての搾取階級に反対し、プロレタリア階級独裁をうち固め、資本主義復活を防ぐための政治大革命である。こうした性質の政治大革命は、今後何回もおこなわなければならない。

中国共産党は、社会主義の全歴史的段階における党の基本路線を堅持する。敵味方のあいだの矛盾と人民内部の矛盾を正しく区別し処理し、プロレタリア階級独裁をうち固め強化しなければならない。誠心誠意労働者階級に依拠し、貧農·下層中農に依拠し、広範な知識分子およびその他の勤労大衆と団結して、すべての積極的要素を動員し、労働者階級の指導する、労農同盟を基礎とした革命的統一戦線を発展させなければならない。プロレタリア階級の民族政策を堅持し、全国各民族人民の大団結を強化しなければならない。階級闘争、生産闘争、科学実験の三大革命運動をひきつづきくりひろげ、独立自主、自力更生、勤倹建国の方針および、戦争にそなえ、自然災害にそなえ、人民のためにという方針を堅持し、大いに意気ごみ、つねに高い目標をめざし、多く、はやく、りっぱに、むだなく社会主義を建設しなければならない。党は全国各民族人民を指導して、今世紀中にわが国を農業、工業、国防、科学技術の現代化された社会主義の強国にきずきあげなければならない。

中国共産党は、プロレタリア国際主義を堅持し、大国ショービニズムに反対し、断固として、全世界の真のマルクス·レーニン主義の政党、組織と団結し、全世界のプロレタリア階級、被抑圧人民、被抑圧民族と団結して、ソ米両超大国の覇権主義に反対するため、帝国主義、現代修正主義、各国反動派を打倒するため、人が人を搾取する制度を地球上から一掃して全人類の解放をかちとるため、ともに奮闘するものである。