華主席は、「四人組」反党集団の粉砕は、プロレタリア文化大革命のいま一つの偉大な勝利である、と指摘した。華主席は、プロレタリア文化大革命の偉大な勝利の成果とその歴史的意義を強調し、わが国の今回のプロレタリア文化大革命は、かならずプロレタリア階級独裁史上の偉大な創挙として歴史に記載されるであろう、と指摘した。華主席は、次のようにのべた。「四人組」が打倒されたこんにち、われわれは毛主席の指示にもとづいて、安定と団結を実現させ、天下大いに治まるにいたることができるようになった。こうして、十一年にわたるわが国の第一次のプロレタリア文化大革命は、「四人組」粉砕をその標識として勝利のうちに幕をとじたことを宣言したのである。しかし、これは決して、階級闘争が終わったことを意味するものではなく、決してプロレタリア階級独裁のもとにおける継続革命が終わったことを意味するものではない。われわれは、かならず毛主席の教えをまもって、プロレタリア階級独裁のもとにおける継続革命をあくまでもおしすすめなければならない。
華主席は報告のなかで、当面のすばらしい国際情勢に分析をくわえ、また、革命の要素がひきつづき増大すると同時に、戦争の要素もいちじるしく増大している、と指摘した。ソ米両国は、新たな世界大戦の策源地であり、とりわけソ連社会帝国主義は、いっそう大きな危険性をもっている。各国人民は、警戒心をたかめ、緊密に団結し、たゆみない闘争をすすめなければならない。華主席は、次のようにのべた。われわれは毛主席の偉大な旗じるしを高くかかげ、プロレタリア国際主義を堅持し、ひきつづき毛主席の革命的外交路線を貫徹しなければならない。われわれは、社会主義諸国との団結をつよめ、全世界のプロレタリア階級、被抑圧人民、被抑圧民族との団結をつよめ、第三世界諸国との団結をつよめ、帝国主義と社会帝国主義の侵略、転覆、干渉、支配、侮辱を受けているすべての国と連合してもっとも広範な統一戦線を結成し、ソ米両超大国の覇権主義に反対しなければならない。われわれは、平和共存の五原則を基礎にして各国と関係を樹立し、発展させなければならない。われわれは、全世界のすべての真のマルクス·レーニン主義の政党、組織との団結をつよめ、ソ修裏切り者集団を中心とする現代修正主義に反対する闘争を最後までおしすすめなければならない。
華主席は、三つの世界の区分についての毛主席の理論を深くほりさげて解明し、次のように指摘した。この理論は、当面の国際闘争の大方向をはっきりさし示し、だれが主要な革命勢力であり、だれが主要な敵であり、だれが獲得し、連合することのできる中間勢力であるかということを明確にし、こうして、国際プロレタリア階級が世界的な範囲での階級闘争において、団結できるすべての勢力と団結し、もっとも広範な統一戦線を結成して主要な敵とたたかうことができるようにした。これは、現代における国際プロレタリア階級の正しい戦略的、戦術的規定であり、国際闘争のなかでのプロレタリア階級の階級路線である。
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