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1970年代  
中国共産党第十一回全国代表大会の新聞公報

 

大会の会場

中国共産党第十一回全国代表大会主席台の華国鋒主席と葉剣英、鄧小平、李先念、汪東興らの副主席

 

中国共産党第十一回全国代表大会は、一九七七年八月十二日から十八日まで北京で盛大にひらかれた。

英明な指導者華国鋒主席が大会を主宰した。

今回の大会は、われわれの偉大な指導者であり教師である毛沢東主席の逝去されたあと、わが党が王洪文·張春橋·江青·姚文元「四人組」反党集団粉砕の偉大な勝利をかちとった状況のもとでひらかれたものである。今回の大会は、毛主席の偉大な旗じるしを高くかかげ、毛主席のプロレタリア革命路線を堅持する大会であり、マルクス主義を堅持し、団結を堅持し、公明正大を堅持する大会であった。これは、団結の大会、勝利の大会であった。

代表大会は、八月十一日に予備会議をおこなった。会議は、二百二十三名の代表からなる今大会の主席団を選出した。華国鋒同志が主席団主席に当選し、葉剣英、鄧小平、李先念、汪東興同志が主席団副主席に当選し、汪東興同志が主席団秘書長を兼任した。予備会議は、十期三中総で提起された今大会における三つの議題、つまり、(一)中央委員会の政治報告、(二)中国共産党規約の改正、および党規約改正についての報告、(三)中央委員会の選出を一致して採択した。会議では、汪東興同志がおこなった、中国共産党第十一回全国代表大会代表の資格審査についての、中国共産党中央政治局の報告を一致して採択した。この報告は、審査の結果、全代表の資格は有効であると指摘した。

今回の大会に出席した代表は全部で千五百十名であって、全党の三千五百余万の党員を代表している。これらの代表は、各地区、各部門の党組織が厳格に党の民主集中制の原則にもとづいて、真剣に大衆路線をつらぬき、準備と協議をかさね、党内党外の大衆の意見を広範に求めたうえで、正式に選挙によって選出されたものである。代表には、党創立の時期からプロレタリア文化大革命までの、試練にたえぬいた老年、中年、青年の優秀な党員が包括されており、代表の多くは、各戦線での労働模範、先進工作者、戦闘英雄、ならびに工業は大慶に学び、農業は大寨に学ぶ面での進んだ人物である。代表のなかには、労働者、農民、兵士とその他の勤労人民が七二·四パーセントを占め、革命的知識分子が六·七パーセントを占め、革命的幹部が二〇·九パーセントを占めている。代表のなかには、女性の党員が一九パーセントを占め、少数民族の党員が九·三パーセントを占め、中年と青年の党員が七三·八パーセントを占めている。台湾省籍の党員も代表を選んで大会に参加した。

八月十二日午後三時三十分、大会は人民大会堂で盛大に開幕した。英明な指導者華主席および葉剣英、鄧小平、李先念、汪東興副主席が主席台にあがったとき、満場の代表が起立し、あらしのような拍手がわきおこり、しばしのあいだ鳴りやまなかった。

 

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