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1970年代  
全党内の民主的生活を健全化しよう

三中総の歴史的意義

「四人組」を粉砕して以後、党中央は一連の重要な措置を講じ林彪、「四人組」の流した害毒と影響を一掃してきた。党の第十一回全国代表大会と第五期全国人民代表大会があいついで開かれ、マルクス主義の路線、方針、政策が定められ、国民経済は速やかに発展し、安定団結のすばらしい情勢があらわれた。党中央は実事求是、大衆路線というすぐれた伝統的作風をとりもどすよう提起するとともに、毛沢東思想を体系的に正しく理解し運用し、「誤りがあれば必ず是正する」原則を堅持し、林彪、「四人組」の冤罪、誤審、でっちあげ事件についてはひきつづきその罪を晴らし、名誉を回復するよう提起した。民主主義の発揚、全党内の政治生活の健全化はいずれも極めて重要なものである。とりわけこの半年前から展開されている実践こそ真理を検証する唯一の基準であるという討論は思想の解放、盲信の打破にとって非常によい役割を果たしている。だが、真に思想を解放した人はごく少数である。幹部の多くは、とりわけ一部の高級幹部はなお顧慮するところ多く右顧左べんし、原則と真理を堅持することができないでいる。思想を解放することができないなら、そして民主主義を発揚することができないなら、官僚主義は必然的に四つの現代化を遅らせるであろう。

このような状況のもとで、党中央は工作会議と三中総を招集したのである。この会議は延安時代の立派な伝統を回復し、誰もが思う存分に発言し、活気にみちたものであった。党の高級幹部は先頭に立って、共産党員は真理を堅持しなければならず、誤りを是正しなければならないという原則と立場を堅持し、これまで敢えて口にし得なかったことを堂々と話した。延び延びになって解決し得なかった問題も堂々と持ち出して解決した。思想を解放し、機械を稼動させ、いかにしてわれわれの仕事を立派にやり、いかにして四つの現代化を速やかに実現させるかについて数多くの適切な、実行可能な方法や提案が出た。党内民主主義の十分な発揚をふまえ会議は多くの重要な決議を採択した。会議は、このような気風を全党、全軍、全国の各民族人民にまで拡大しなければならない、ということを決定した。われわれはこの呼びかけに応えなければならない。

こん回の会議はわが党の歴史からみても深い歴史的意義を有している。全党の工作の重点を四つの現代化に移すという歴史的決定を行なったばかりでなく、組織の面でも四つの現代化を実現するための確実な保証をしたのである。それはつまり党内民主主義を十分に発揚するには、先ず党中央の民主的生活を健全化しなければならないということである。

毛沢東同志はすでに「わが国は小生産的な家父長制が優位をしめている国であり、また全国的範囲では、いまもなお民主的生活がないので、このような状況がわが党内に反映して、民主生活の不足という現象をうんでいる。この現象は全党の積極性の十分な発揮をさまたげている。同時に、それは統一戦線、民衆運動での民主生活の不足という影響をもたらしている」(《民族戦争における中国共産党の地位》)と指摘している。この談話は四十年前に語られたものである。四十年らい、この問題においてわが党は多くの経験を積み教訓を汲んでいる。が、現在にいたるまで依然として完全には解決されない課題として残っている。現実の生活はわれわれにそれを真剣に解決するよう迫っている。現在、党中央は手本をしめしており、全党は是非ともこの手本に学び、民主主義を発揚し党内の政治生活を健全化しなければならない。民主的生活を健全化し、堅持すれば、わが党は大いに有望であり、四つの現代化の速やかな実現も大いに有望である。

(一月十一日付《人民日報》から訳載。前書きと中見出しは本誌による)

1979年2月27日(No.8)

 

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