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1970年代  
全党内の民主的生活を健全化しよう

カギは党中央にある

わが党はすべてを指導する執政党であり、共産党幹部が民主集中制について何も知らず、党内の民主的生活を正常でないものにしてしまうなら、国家生活における民主主義や法秩序も一片の空文句に終わる。党内におけるわれわれの規律は下級が上級に服従し、全党が中央に服従することである。上級組織が正しければ、下級組織に非民主的情況が発生しても、比較的容易に是正することができるが、反対に上級に非民主的情況が発生すれば、とりわけ党中央の民主的生活が不健全であれば、その影響は非常に大きく、その是正はかなりむずかしくなる。したがって、党中央に正しい民主的生活があるかどうかが決定的な作用を及ぼしすべてをリードする。このすべてをリードするという点に目を向けないなら、党内民主主義問題のカギをつかむことはできない。

わが党の歴史的経験をふりかえってみると、党中央の民主的生活が正常なときは、常に正しい路線が順調に遂行され、革命事業は勝利のうちに前進し、党もまた遅しく成長した。反対に、党中央の政治生活がみだれ、林彪、「四人組」のような反革命分子が現われ民主集中制を踏みにじるとき、常に革命事業は一大挫折をこうむった。

民主主義革命の時期、王明を筆頭とする第三次「左」翼路線は長いこと党中央を支配し、党に大損失を与えた。王明は政治的、軍事的、思想的に誤った路線をおしすすめるため、組織的に反民主的な一連の党内闘争の方法とセクト主義の幹部政策をとった。一九四五年、党の第六期七中総で採択された「若干の歴史問題にかんする決議」はこれについて正しい分析を行なった。

「三回目の『左』翼路線の代表者はその意図を貫徹しようとしたが、党内で誤った路線が壁にぶつかったためにそれを疑い、同意せず、不満を抱き、積極的に支持せず、断固として遂行しなかったすべての同志に、事情の如何を問わず、一律に間違ったレッテル、『「右」翼日和見主義』、『富農路線』『羅明路線』 [1]『妥協主義」『二面派』などの烙印を押し、『残酷な闘争』と『非情な打撃』を加え、そのうえ犯罪者や敵に対する闘争方式をさえ用いてこのような『党内闘争』を行なった。この誤った党内闘争は「左」翼路線を指導し、あるいはそれを遂行する同志にその威信を高めその要求を実現させ、党員幹部をおどす常套手段になってしまった。このために党内の民主集中制の基本的原則は破壊され、党内の批判と自己批判の民主主義精神を失ってしまい、党内の規律は機械的規律になり、党内の盲目的服従と附和雷同の傾向に発展していった。したがって党内における新鮮にして活発な、創造的マルクス主義の発展は打撃を受け、阻害された。こうした誤った党内闘争と結合したのが、すなわちセクト主義の幹部政策である。セクト主義は古参幹部を党の貴重な資本であるとみなさず、自分と意気投合しない、盲従し言う通りにしない、仕事の経験を積み、大衆と団結できる中央と地方における数多くの古参幹部に打撃をくわえたり、処罰したり、配置転換を行なったりした。かれらはまた新幹部を正しく教育せず、新幹部(とくに労働者出身の幹部)を抜てきする仕事をいい加減にし、軽々しく自分と意気投合し、盲従し言う通りにする、仕事の経験に欠け、大衆と団結できない新幹部や外部からきた幹部をことごとく抜てきして中央と地方の古参幹部ととりかえた、このように、かれらは古参幹部に打撃をくわえ、また新参の幹部をも痛めつけた。多くの地区で、間違った反革命分子粛清政策と幹部政策のセクト主義とがからまって、多くの優秀な同志が誤って処理され、中傷された。このために党内で極めて悲しむべき損失が生じた。このようなセクト主義によって党内で上下がくいちがったり、そのほか多くの正しくない現象が生じたりして、党を大いに弱体化させた」。

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