一九七八年十二月十八日から二十三日まで開かれた中国共産党第十一期三中総の歴史的意義はすぐれた党内民主主義の伝統を復活させたことである。
中国共産党史上においては、一九四二年の整風運動と一九六二年の拡大中央工作会議が党内の民主的生活を伸張し、革命と建設の勝利を保証した模範的な例である。
偉大な共産党が林彪、「四人組」の独断専行をなぜ十年も許したのか。それは党内に民主主義がなかったからであり、この根本的教訓を汲みとらなければならない。
この十数年らい、林彪と「四人組」が党をのっとり、国家権力を奪取しようとして民主主義を踏みにじり、法秩序を乱し、狂気のようにファッショ的「全面的専制」をおしすすめたため、党内、党外の政治活動は極めて不正常なものになった。いま混乱を収拾し、四つの現代化を速かに実現するための政治的急務は党内民主主義の伸張に努め、社会主義的民主主義を十分に発揮することである。