中国共産党第十回全国代表大会は八月二十四日から二十八日まで北京で盛大にひらかれた。わが党の偉大な指導者毛沢東同志が今回の大会を主宰した
中国共産党第十回全国代表大会は、八月二十四日から二十八日まで北京で盛大にひらかれた。今回の大会は、団結の大会、勝利の大会、生気はつらつとした大会であった。
わが党の偉大な指導者毛沢東同志が今回の大会を主宰した。
大会の議事日程はつぎのとおりであった。一、周恩来同志が中国共産党中央委員会を代表して政治報告をおこなうこと。二、王洪文同志が中国共産党中央委員会を代表して党規約改正についての報告をおこない、大会に《中国共産党規約草案》を提出すること。三、中国共産党第十期中央委員会を選出すること。
八月二十四日、大会は正式に開幕した。
毛主席が主席台に姿をあらわしたとき、満場にあらしのような歓声がわきあがり、代表たちは大きな感激を胸に、しばし鳴りやまぬ熱烈な拍手をおくり、「偉大な指導者毛主席万歳!万々歳!」と高らかに叫んだ。毛主席は代表たちに親しく手をふってあいさつした。
大会は百四十八名の代表からなる主席団を選出した。
大会は、毛主席を主席団主席に、周恩来、王洪文、康生、葉剣英、李徳生の諸同志を主席団副主席に、張春橋同志を主席団秘書長に全員一致で選出した。
主席台の前列にはまた、劉伯承、江青、朱徳、許世友、陳錫聯、李先念、姚文元、董必武、紀登奎、汪東興、華国鋒、呉徳の諸同志が着席した。
中国共産党第十回全国代表大会は、林彪反党集団を粉砕し、党の第九回全国代表大会の路線が偉大な勝利をおさめ、国内外の情勢がひじょうにすばらしいという状況のもとでひらかれた。中国共産党中央委員会と全党の同志は、歴史的意義をもつ今回の大会のために十分な用意をととのえた。広範に民主を発揚し、代表候補者をくり返し検討、協議し、代表候補者所在の地区あるいは単位の党内外の大衆から意見をあ米めたうえで、さいごに千二百四十九名の代表を選出した。大会の正式開幕に先だち、全代表は大会のすべての文献の草稿と草案を真剣に討議した。全国人民はよろこびにあふれて、いっせいに実際行動で十全大会の開催を迎えた。