一九七〇年九月六日

中国共産党第九期中央委員会第二回総会は一九七〇年八月二十三日に開かれ、九月六日、勝利のうちに閉会した。

中国共産党中央委員百五十五名、中央委員候補百名、あわせて二百五十五名が会議に出席した。

中国共産党中央委員会主席毛沢東同志がみずからこの会議を主宰した。

毛主席とその親密な戦友林彪副主席が会議で演説をおこなった。会議に出席した中央委員と中央委員候補は、会議の議事日程にしたがって、熱烈な討議をおこなった。

第九期中央委員会第二回総会はつぎのように考える。党の第九回全国代表大会と党の第九期中央委員会第一回総会いらい、偉大な指導者毛主席の「団結して、いっそう大きな勝利をかちとろう」という偉大なよびかけのもとに、毛主席のプロレタリア階級独裁のもとでひきつづき革命をおこなう学説にみちびかれて、全党、全軍、全国各民族人民は九全大会のうち出した諸任務を貫徹·実行し、ひじょうに大きな成果をおさめた。全国人民の毛沢東思想活学活用の大衆運動はひきつづき深く発展している。プロレタリア文化大革命の闘争·批判·改革の運動は、たえず新しい成果と経験をえている。反革命分子に打撃をあたえ、汚職や窃盗に反対し、投機売買に反対し、派手なやり方や浪費に反対する運動は、いま深くすすめられている。大衆的な革命的大批判は、裏切り者、敵のまわし者、労働者階級の奸賊劉少奇の反革命修正主義路線の余毒を猛烈な勢いで洗い流して、労働者階級、貧農·下層中農、広はんな人民大衆の階級闘争の自覚と二つの路線の闘争の自覚を大いに高め、広はんな勤労人民の革命的積極性、創意性をわきたたせ、革命と生産を力強く推進している。わが国の社会主義農業生産は八年つづけて豊作をおさめ、ことしも豊作がみこまれている。工業生産と基本建設はひじょうな速度で発展している。大衆的な技術革新は勢いさかんにくりひろげられている。わが国最初の人工地球衛星がうちあげられたことは、科学技術が新しい水準にたっしたことをしめしている。全国の物価は安定し、市場は活況を呈している。経済戦線全体の情勢はすばらしいものである。「警戒心を高め、祖国を守ろう」という毛主席のおごそかなよびかけのもとで、偉大な中国人民解放軍、広はんな民兵、全国人民は、わが国にたいする帝国主義と社会帝国主義の侵略をふせぐため、思想、物質、組織の面から、戦争への備えをいちだんとつよめた。わが国のプロレタリア階級独裁は、これまでになく強固になっている。偉大な社会主義革命と社会主義建設の新しい高まりがいまもりあがっている。

総会は、つぎのように考える。毛沢東主席が一九七〇年五月二十日に発表した「全世界の人民は団結して、アメリカ侵略者とそのすべての手先をうち破ろう！」というおごそかな声明は、わが国人民が全世界の革命的人民とともに反帝闘争をすすめる偉大な綱領である。まさに毛主席が指摘しているように、「新しい世界大戦の危険は依然として存在しており、各国人民はかならず備えがなければならない。だが、当面の世界のおもな傾向は革命である」。数ヵ月らいの国際情勢の発展は、毛主席のこの科学的論断を立証した。ベトナム、ラオス、カンボジア三国人民の抗米救国戦争はたえず新たな勝利をかちとっている。米帝に反対し米日反動派の日本軍国主義復活に反対する朝鮮人民、日本人民、東南アジアとアジアの諸国人民の闘争の怒りの炎は、いま、勢いよくもえさかっている。パレスチナとアラブの人民は、威嚇を恐れず、欺かれることなく、ひきつづき英雄的な武装闘争を堅持している。アジア、アフリカ、ラテンアメリカから、北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアにいたるまで、各国人民の革命闘争は、いずれもすさまじい勢いで発展している。アルバニア労働党、全世界の真のマルクス·レーニン主義の政党と組織は、アメリカをかしらとする帝国主義、ソ修を中心とする現代修正主義、各国反動派に反対する闘争のなかで、たえず、きわめて大きな成果をおさめている。アメリカ帝国主義と社会帝国主義は、内外ともに苦境にたたされ、世界において日ましに孤立し、全世界の革命的人民の包囲のなかにおちいっている。これとは反対に、わが国の国際関係は日ましに発展している。五原則を堅持する基礎の上に、社会制度のことなる国との平和共存につとめ、帝国主義の侵略政策と戦争政策に反対し、たえず新たな勝利をおさめている。われわれの友はあまねく全世界にいる。