国際
八期十一中総は、帝国主義、各国反動派、現代修正主義に反対する全世界のマルクス·レーニン主義者と革命的人民の闘争は、いま、ひじようにすばらしい情勢にある、と考える。われわれは、いま、世界革命の新しい時代に生きている。さまざまな政治勢力は、大きな激動、大きな分化、大きな再編の局面をたどりつつある。各国人民の革命運動、とくにアジア·アフリカ·ラテンアメリカ人民の革命運動は、すさまじい勢いで発展しつつある。国際情勢の発展にさまざまな曲折と反復が現われるのはさけられないとしても、帝国主義が全面的な崩壊にむかい社会主義が全世界的な勝利にむかうという全般的なすう勢は変えられるものではない。アメリカ帝国主義とその各国の手先は、革命的大衆にたいして残虐な弾圧をくわえ、気ちがいじみた攻撃をかけ、買収や欺まんをおこなっても、けっしてかれらの滅亡の運命を救うことはできず、逆に各国人民の革命的な目ざめをいっそう促すだけである。アメリカ帝国主義とその各国の手先がすすめている反人民的、反革命的活動は、各国人民の革命的活動を促進しつつある。アメリカ帝国主義とその各国の手先は、見かけは強そうでも、実際はひじように弱い。長い目で見れば、かれらはみなハリコの虎である。
ソ連共産党新指導グループは、フルシチョフの衣鉢(いはつ)をついで、フルシチョフなきフルシチョフ修正主義をおしすすめている。かれらの路線は、資本主義世界では帝国主義、植民地主義の支配を擁護し、社会主義世界では資本主義の復活をはかることにほかならない。ソ連共産党指導グループは、マルクス·レーニン主義を裏切り、偉大なレーニンを裏切り、偉大な十月革命の道を裏切り、プロレタリア国際主義を裏切り、国際プロレタリアートと被抑圧人民、被抑圧民族の革命事業を裏切り、偉大なソ連人民と社会主義諸国人民の利益を裏切った。かれらは中国共産党を「教条主義」「セクト主義」「左翼冒険主義」などとののしっているが、その実、かれらが攻撃しているのは、ほかでもなくマルクス·レーニン主義である。かれらは、いま、アメリカをかしらとする帝国主義、各国反動派と連合して、反共、反人民、反革命、反中国の新しい神聖同盟を結成しつつある。だが、このような反革命の神聖同盟は、かならず破たんするにきまっており、現に支離滅裂の状態におちいっている。
総会は、ここ数年らい、わが党がフルシチョフ修正主義にたいしておこなってきた全面的、公開的な批判は、まったく正しく、まったく必要なものである、と考える。一九六三年六見十四日に中国共産党中央委員会が提起した『国際共産主義運動の総路線についての提案』は、綱領的な文書である。毛沢東同志の直接の指導のまとで作成されたこの文書、『人民日報』『紅旗』編集部の、ソ連共産党中央委員会の公開書簡にたいする九編の論評と『モスクワ三月会議を評す』、それに林彪同志の『人民戦争の勝利万歳』などの論文は、現代の世界革命の一連の重要問題にたいしてマルクス·レーニン主義の科学的分析をくわえたものであり、帝国主義と現代修正主義に反対する強大な思想的武器である。
総会は、帝国主義に反対するにはどうしても現代修正主義に反対しなければならない、と考える。マルクス·レーニン主義と現代修正主義との闘争には、けっして中間の道がない。ソ連共産党指導部を中心とする現代修正主義グループにたいしては、かならず、はっきりと一線を画し、労働者階級の裏切り者としてのかれらの正体を断固あばき出すべきであって、かれらと「共同行動」をとるなどということはできない。
総会は、プロレタリア国際主義はわが国対外政策の最高指導原則である、と指摘する。総会は、アメリカをかしらとする帝国主義とその手先に反対するアジア·アフリカ·ラテンアメリカ各国人民の正義の闘争を熱烈に支持し、全世界各国人民の革命闘争を支持する。
総会は、アメリカ帝国主義のベトナム侵略戦争拡大の犯罪行為をもっともはげしく糾弾する。総会は、ベトナム民主共和国主席ホー·チミン同志の『全国の同胞に告ぐる書』をもっとも熱烈に、もっとも断固として支持し、ベトナム人民が抗米救国戦争の最後の勝利をかちとるまでたたかいめくことを断固として支持する。総会は、わが党中央とわが国政府がベトナム抗米闘争支援についてベトナム側ととりきめた、すでにとられている措置と今後とられるであろうすべての行動に、全面的に同意する。
総会は、ソ連修正主義指導グループがベトナムの抗米闘争の問題で、うわべは支持しながら実際には売りわたすという反革命的な二面政策をとっていることをはげしく糾弾する。
総会は、アメリカ帝国主義は全世界人民のもっとも凶悪な共同の敵である、と考える。アメリカ帝国主義を最大限に孤立させ、これに打撃をくわえるためには、アメリカ帝国主義とその手先に反対するもっとも広はんな国際統一戦線をうちたてなければならない。ソ連修正主義指導グループは、ソ米協調による世界支配の政策をおしすすめ、国際共産主義運動と民族解放運動のなかで分裂、破壊、転覆活動をおこない、さかんにアメリカ帝国主義のお先棒をかついでいる。かれらがこの統一戦線にふくまれないのは、もちろんのことである。
われわれは、かならず、帝国主義と植民地主義に反対する世界のすべての人びとと連合し、アメリカ帝国主義とその手先に反対する闘争を最後までやりめかなければならない。
われわれは、かならず、全世界のすべての革命的なマルクス·レーニン主義者とともに、現代修正主義に反対する闘争を最後までやりめき、国際プロレタリアートと世界の人民の革命事業をおしすすめなければならない。
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