毛主席がみずからおこし、指導しているプロレタリア文化大革命の目的は、プロレタリアート独裁がブルジョアジー独裁に転化しないということを解決する大革命をおこなうことにあり、プロレタリアートの政党が修正主義の政党に変質しないということを解決する大革命をおこなうことにある。
プロレタリアート独裁の条件下における階級闘争の最大の特徴は、階級敵がなんとかして、わが党の内部にもぐりこんだ資本主義の道を歩むひとにぎりの実権派を通じて、党をのっとり、政府をのっとり、また、かれらを通じてプロレタリアート独裁をプルジョアジー独裁に変え、共産党を修正主義の党に変えようとすることである。資本主義の道を歩む党内のひとにぎりの実権派はもっとも危険な敵である。われわれの国家とわれわれの党の変色を防ぐには、プロレタリア文化大革命をおこして、資本主義の道を歩む党内のひとにぎりの実権派をうち倒し、党と国家機関の内部にわけるかれらの悪影響を徹底的にとりのぞき、ブルジョアジーのイデオロギーを大いにうち破り、プロレタリアートのイデオロギーを大いにうち立て、全党に毛沢東思想の絶対的権威をうちたてることしかない。プロレタリァ文化大革命の大衆運動をくりひろげなければ、わが党は社会主義革命の新しい段階において発展し、強大化し、かつ強固なものになることはできない。これは偉大な真理である。
プロレタリア文化大革命のなかで、広範な革命的大衆によって摘発された資本主義の道を歩む党内最大の実権派こそ、一貫して偉大な無敵の毛沢東思想に反対し、極力わが党を修正主義の党、ブルジョアジーの党に変えようとしてきたのである。
この資本主義の道を歩む党内最大の実権派は、戦火のたちこめる抗日戦争の時期に、武装闘争を口にせず、政権の奪取を口にしないで、党員の「修養」について空念仏をとなえていた。抗日戦争の勝利後、かれは議会を通ずる道をおおっぴらに鼓吹し、党にたいして、軍隊を国民党に渡し、国民党の議会のなかにはいること、国民党反動政府のなかにはいって「役人になる」ことを要求した。かれのいうとおりにやったとすれば、わが党はトーレスのたぐい、トリアッチのたぐいの修正主義の党になりさがり、ブルジョアジーの御用機関に変わってしまったであろう。
この資本主義の道を歩む党内最大の実権派は、全国的勝利の後に、「搾取有功」論をさかんに宣伝し、「資本家を数十年間存在させ、発展させよう」とわめきたて、「馬三頭スキ一式車一両」型の富農経済を大いに発展させよと主張し、中国で資本主義社会を建設しようと夢みた。この反動的政治路線を実現させるために、かれは恥しらずにも、率先して作男を雇い、率先して搾取をおこなうよう党員に要求し、「搾取をおこなっていても社会主義者になることができる」だの、党員が富農になっても「党籍は保留する」だの、「東北に一万人の富農党員がいても恐れることはない」だの、「党規、党法からいっても個人経営は許されるし、人を雇うことも許される、搾取を許さないというのは、教条主義だ」だのと、デタラメをならべたてた。
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