わが国における生産手段の所有制の社会主義的改造が基本約になしとげられてから、わが党の内部にも資本主義復活の暗流があらわれた。われわれの国家は、どのようにしたら変色しないようにすることができるか。われわれの党は、どのようにしたら修正主義の党にならないようにすることができるか。これは全世界のプロレタリアートと革命的人民がわれわれに提起したもっとも重要な、しかもかれらのもっとも関心をよせている課題である。偉大な中国共産党はこの課題に答えることができ、この課題を解決することができるものである。なぜなら、われわれには天才的な指導者毛主席があり、無敵の毛沢東思想があるからである。
大海のさかまく荒波のなかでこそ、英雄としての本来の姿がはじめてあらわれるのである。われわれの偉大な指導者毛主席は科学的に、わが国における社会主義社会の階級闘争の経験を総括し、国際プロレタリアート独裁の歴史的経験を総括し、とりわけ、フルシチョフ修正主義グループが党と国家の指導権をのっとったという悲惨な教訓を総括して、わが党、わが国の変色を防ぐ一連の理論と政策をうちだした。
毛主席は社会主義社会の階級、階級矛盾と階級闘争の学説を全面的、系統的、科学的に解明した。毛主席は指摘している。「社会主義というこの歴史的段階においては、なお階級、階級矛盾と階級闘争が存在し、社会主義と資本主義との二つの道の闘争が存在し、資本主義復活の危険性が存在している。このような闘争の長期性と複雑性を認識しなければならない。警戒心を高めなければならない。社会主義教育をおこなわなければならない。階級矛盾と階級闘争の問題を正しく理解し、処理し、敵味方の矛盾と人民内部の矛盾を正しく区別し、処理しなければならない。さもなければ、われわれのような社会主義国はその反対の側に向かい、変質し、復活があらわれることになる。」
修正主義による党の指導権のっとりを防ぎ、資本主義の復活を防ぐために、毛主席は全党、全国にわたって深く、全面的に、階級闘争をくりひろげ、三大革命運動をくりひろげること、社会主義教育運動をくりひろげて、革命的な階級隊列を再組織し、資本主義と封建勢力の気違いじみた進攻を撃退すること、階級闘争のはげしいあらしのなかで、何千万何百万というプロレタリア革命事業の継承者を養成し、錬成することなどを提起した。
この数年間に、毛主席はプロレタリアート独裁の条件下で革命をおこなうことについての理論をいちだんと発展させて、プロレタリアート独裁の条件下における革命の主要な対象は、資本主義の道を歩む党内のひとにぎりの実権派であると指摘してきた。毛主席の制定した、プロレタリア文化大革命に関する理論、路線、方針、政策および毛主席のその他の一連の著作と指示は、マルクス主義発展の里程標であり、それはマルクス主義がまったく新しい段階、すなわち毛沢東思想の段階にまで発展したことをしめしている。
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