総会は、中央専門案件審査小組の、「裏切り者、敵のまわし者、労働貴族劉少奇の罪悪行為についての審査報告」を批准した。この報告は、党内一番の資本主義の道をあゆむ実権派劉少奇が、党内にひそんでいた裏切り者、敵のまわし者、労働貴族であり、おびただしい罪悪行為をかさねた、帝国主義、現代修正主義、国民党反動派の手先であることを十分な証拠をあげてあきらかにしている。総会は、プロレタリア文化大革命のなかで党と革命的大衆が劉少奇の反革命の正体をあばきだしたことは、毛沢東思想の偉大な勝利であり、プロレタリア文化大革命の偉大な勝利であることを確認した。総会は、劉少奇の反革命の罪悪行為にたいしてきわめて大きな革命的義憤をしめし、劉少奇を永遠に党から除名し、その党内外におけるあらゆる職務を解任し、ひきつづき劉少奇およびその一味の、党を裏切り国を裏切った罪悪行為を清算するという決議を一致して採択した。総会は、全党の同志と全国の人民がひきつづき革命的大批判を深くくりひろげ、劉少奇ら党内最大の資本主義の道をあゆむひとにぎりの実権派の反革命修正主義思想を一掃するようよびかける。

総会はつぎのように指摘した。二年あまりにわたるプロレタリア文化大革命の歴史は、二つの階級、二つの道、二つの路線のはげしい闘争につらぬかれている。闘争の中心は権力の問題であり、プロレタリア階級とブルジョア階級の指導権争奪の問題であり、党と国家の指導権をマルクス主義者がにぎるか、修正主義者がにぎるかの問題である。搾取階級とその代理人は、滅亡に甘んぜず、さまざまの政治的、経済的手段をつかって、右の面から、または極「左」、つまり形は「左」だが実際には右の面から階級戦線をかきみだし、プロレタリア文化大革命を破壊し、プロレタリア階級にたいして反奪権をおこなおうとたくらんだ。しかし、かれらのさまざまの陰謀も、毛沢東思想を身につけた革命的人民大衆によって、すでにことごとくあばきだされた。総会は、搾取階級とその代理人の破壊活動にたいして、ひきつづき警戒心を高めなければならないということを確認した。

第八期中央委員会第十一回総会の決定に反対し、プロレタリア文化大革命に反対し、毛主席を統帥者とし林副主席を副統帥者とするプロレタリア階級の司令部に反対した一九六七年の「二月逆流」を、総会はきびしく批判した。総会は、「二月逆流」を粉砕したこと、「二月逆流」の罪状をくつがえそうとした今年の春の邪風を粉砕したことは、毛主席のプロレタリア革命路線がブルジョア反動路線をうち砕いた大きな勝利であると確認した。

総会は、つぎのことを確認した。プロレタリア文化大革命の偉大な勝利は、プロレタリア独裁のもとでひきつづき革命をおこなうことについての毛沢東同志の学説が、きわめて深い意義をもっていることをいっそう立証した。毛沢東思想は、帝国主義が全面的な崩壊にむかい、社会主義が全世界的勝利にむかう時代のマルクス·レーニン主義であり、われわれ全党、全軍、全国のすべての活動の指導思想である。毛沢東思想は、広はんな人民大衆に把握されると、きわめて大きな物質的力を生み出す。プロレタリア文化大革命のなかで、毛沢東思想が幾億もの人民のあいだにすみやかにつたえひろめられ、人びとの心に深く根をおろし、広はんな労働者、農民、兵士大衆が闘争のなかで自覚をもって毛沢東思想を活学活用していること、これはプロレタリア独裁をうちかため、わが国を永遠に変色させないための根本的な保証である。全党、全軍と各級の革命委員会は、ひきつづき毛沢東思想の偉大な赤旗を高くかかげ、毛主席を統帥者とし林副主席を副統帥者とするプロレタリア階級の司令部のまわりにかたく団結し、毛主席の偉大な戦略的配置にしっかりとしたがい、毛主席の最新指示の一つひとつを真剣に実行し、毛主席著作学習の大衆運動をさらにくりひろげ、毛沢東思想学習班をりっぱにひらき、毛沢東思想で認識を統一し、足並を統一し、行動を統一し、反動的なブルジョア階級の「多中心論」を批判して、われわれのすべての活動でひきつづき、たえず新たな勝利をおさめるようにしなければならない。