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1960年代  
中国共産党第七期中央委員会第二回総会での報告

  

人民解放軍はいつまでも戦闘隊である。全国的勝利ののちも、国内でまだ階級が消滅されず、世界にまだ帝国主義制度が存在する歴史的時期には、われわれの軍隊はやはり戦闘隊である。この点については、どのような誤解も動揺もあってはならない。人民解放軍はまた工作隊でもある。南方の各地で、北平方式または綏遠方式によって問題が解決されるばあいには、とくにそうである。戦闘がしだいに少なくなるにつれて、工作隊としての役割は大きくなってくる。そう遠くない時期に人民解放軍を全部工作隊にしなければならなくなるという可能性があり、われわれはこうした状況を見通しておかなければならない。いま軍隊について南下しようとしている五万三千人の幹部では、遠からずわれわれに占領されるきわめて広大な新しい地域からいって、とても足りるものではなく、われわれは二百十万の野戦軍全部を工作隊にする用意がなければならない。そのようにすれば、幹部も足りることになり、広大な地域にわたる活動も展開できるようになる。われわれは二百十万の野戦軍をひとつの大きな幹部学校とみなさなければならない。

一九二七年からこんにちまで、われわれの活動の重点は農村におかれた。われわれは農村で力を結集し、農村によって都市を包囲し、そのあとで都市を手に入れたのである。こうした活動方式をとる時期はもう終わった。これからは、都市から農村への時期、しかも都市が農村を指導する時期がはじまるのである。党の活動の重心は農村から都市にうつされる。南方の各地では、人民解放軍は、さきに都市を占領し、そのあとで農村を占領することになる。都市と農村のどちらにも心をくばらなければならず、都市の活動と農村の活動、労働者と農民、工業と農業をしっかりと結びつけなければならない。農村をほうっておいて、都市にだけ心をくばるようなことは、けっしてしてはならない。もしそのようなことを考えるなら、それは完全なあやまりである。だが、党と軍隊の活動の重心は都市におかなければならず、ひじょうな努力をはらって都市の管理、都市の建設を習得しなければならない。都市で、帝国主義者、国民党、ブルジョア階級にたいして政治闘争、経済闘争、文化闘争をおこない、また帝国主義者にたいして外交闘争をおこなうことを習得しなければならない。かれらと公然たる闘争をおこなうことも習得すべきであるし、かれらと非公然の闘争をおこなうことも習得すべきである。もしこれらの問題に注意をはらわず、これらの連中とこうした闘争をおこなうことを習得せず、闘争に勝利をおさめないなら、われわれは権力を維持することができなくなり、もちこたえられなくなり、失敗するであろう。銃をもった敵が消滅されてからも、銃をもたない敵は依然として存在する。かれらはかならずわれわれに死にもの狂いのたたかいをいどんでくる。われわれはけっしてこれらの敵をみくびってはならない。現在、このように問題を提起し認識しないなら、われわれはきわめて大きなあやまりをおかすことになる。

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