最高人民検察院と監察部の17日のプレスブリーフィングで、カク明金監察部副部長(中央工程治理指導チームメンバー兼弁公室主任)がこれまでの案件調査・処分状況を報告。典型的案件20件を発表した。司会は最高人民検察院検察委員会の楊振江専任委員が行った。
2009年9月から2011年3月までに全国の紀律検査・監察機関は建設工事分野の紀律違反、法律違反について3万3100件の通報を受け、1万7200件を立件し、1万5600件について結論を下した。庁(局)級幹部78人、県(処)級幹部1089人を含む1万1273人を党・行政紀律処分に処し、5698人を司法機関に送致した。全国の検察機関は建設工事分野の職務犯罪計1万2344件、1万5010人を調査・処分した。内訳は背任・横領・賄賂などが1万1050件、1万3416人で金額は29億9000万元余り。職務怠慢・職権濫用・権利侵害などが1294件、1594人で、国の経済的損失3億6000万元余りを回収した。
カク副部長はこれについて「わが国の建設工事分野の案件の調査・処分が新たな成果を上げたことを示すもので、腐敗を断固処罰するとの中央の決意の具体化だ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年5月18日
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