孟建柱公安部長(国務委員)は14日、朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長(朝鮮労働党中央政治局常務委員)と平壌で会談した。
金委員長は「朝中の友情の不断の強化・発展は朝鮮の党と政府の一貫した立場であり、朝鮮人民の断固たる意志でもある。中国は中国の特色ある社会主義建設の過程で巨大な成果を上げた。これは13億中国人民にとって幸福なことであると同時に、不断に高まる中国の総合的国力を存分に世界に示すものとなった。朝鮮はこれを心から喜び、党と政府の指導の下で中国人民が新たな、さらに大きな成果を上げることを祈っている」と述べた。
孟部長は「中朝両国は山水相連なり、伝統的友情は時を経るにつれていよいよ堅固になっている。21世紀に入り、両国の最高指導者の配慮と双方の努力の下、中朝友好協力関係はたゆまず発展を遂げ、両国人民に確かな利益をもたらしたのみならず、この地域の平和と安定にも寄与した。双方が先代の指導者が築いた中朝友情を継承し、各分野の交流と協力を深め、中朝関係の一層の前進を促すことを希望する」と述べた。
孟部長は同日、李英鎬朝鮮人民軍総参謀長(朝鮮労働党中央政治局常務委員)とも会談。前日には朱霜成人民保安相(朝鮮労働党中央政治局委員)とも会談した。孟部長は会談で「中国公安部と朝鮮人民保安部の友好協力は両国関係を構成する重要な一部だ。双方が両国の最高指導者間の合意を着実に実行し、業務交流や協力拡充などの面で一層努力し、各自の国の安定と安全の維持、両国関係および両国人民の伝統的友情の強化・発展に積極的に貢献していくことを希望する」と表明した。朱人民保安相は中国側の見解と提案に完全に賛同。「両国および両国公安当局間の協力は信頼強化にプラスだ。現在の情勢下では経験の共有が非常に重要な意義を持つ」と指摘した。会談後、両氏は両国公安当局間の友好協力の一層の深化に関する合意書に署名した。
孟部長は今回、朱人民保安相の招待で13日から平壌を訪問。14日には朝中友誼塔を訪れ、中国人民志願軍の烈士に献花した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年2月15日
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