習近平国家副主席は16日、社民党の福島瑞穂党首、日本の岡田克也外相とそれぞれ東京で会談した。

習副主席は「今回の訪問を通じて、私は中日関係の発展に尽力したいとの日本の朝野各界の強い意欲と熱意を肌で感じ、中日関係がさらなる発展への良好な基盤を備え、新しい重要なチャンスを迎えていることを感じた。日本側と共に、好機を捉え、両国関係への戦略的取り組みを一層強化し、政治的相互信頼を不断に強化し、互恵協力を深め、国民感情を改善し、両国の戦略的互恵関係の持続的で踏み込んだ前進を促していきたい」と表明した。

岡田外相は「日中関係は全体として、かつてない良い態勢を呈している。鳩山政権発足後、両国関係は良いスタートを切った。習副主席の訪日は、両国関係の積極的な前進を促すものだ。到来を加速するアジアの時代にあって、日中関係の重要性は日増しに高まっていく。新たな情勢の下で、中国との関係を深め、各分野の協力を推進し、両国の戦略的互恵関係の中身を不断に拡充していきたい」と表明した。

福島党首は「社民党は一貫して中国と緊密な友好関係を保っており、これを誇りにしている。習副主席の訪日に大きな喜びと親しみを感じている。鳩山政権発足以来、日中関係は良好な発展基調を維持している。社民党は新政権の一員として、さらに努力し、中国との交流や協力を強化し、青少年を始めとする両国民の友好交流をさらに推し進め、中日友好の社会的基礎をたゆまず強化していきたい」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2009年12月17日