Imprimer cet article

Commenter cet article

1980年代  
中国共産党第十一期中央委員会第六回総会の公報

 

 話し合う趙紫陽、李先念、胡耀邦、鄧小平、陳雲の各同志(右から)

総会は、華国鋒同志から出された、党中央主席と中央軍事委員会主席の辞任の求めに満場一致で同意した。総会は無記名投票を通じて中央の主な指導者を改選、増員した。選挙の結果はつぎのとおりである。

一、胡耀邦同志が中央委員会主席に当選した。

二、趙紫陽同志が中央委員会副主席に当選した。

三、華国鋒同志が中央委員会副主席に当選した。

四、鄧小平同志が中央軍事委員会主席に当選した。

五、中央政治局常務委員会は中央主席と副主席の胡耀邦、葉剣英、鄧小平、趙紫陽、李先念、陳雲、華国鋒の七人とする。

六、習仲勲同志が中央書記局書記に当選した。

今回の中央の主要な指導者の改選と増員は、マルクス主義に基づく中央の集団指導と一致団結を強化し、三中総いらいの党の正しい道と方針、政策の十分な実現を保証するうえで重要な役割を果たすものと総会は考える。

今回の総会では、民主主義が完全に貫かれ、全出席者が自由に、かつ十分に見解を表明した。歴史的経験の総括と中央指導者の人選にあたっては実事求是の科学的態度がとられ、批判と自己批判の精神が守られ、延安の整風期に形、成された党のすぐれた伝統が復活し、さらに発揚された。今回の総会にはわが党の強固な団結が生きいきと表わされ、われわれの事業の繁栄、発展ぶりがあますところなく反映された。

わが党が民主主義革命期に歴史的経験を正しく総括して革命の偉大な勝利をからとったと同じように、今総会における建国いらいの党の歴史的経験の正しい総括も今後の社会主義建設事業の新たな偉大な勝利を促すものと、総会は確信する。総会は、全党、全軍、全国各民族人民がマルクス·レーニン主義、毛沢東思想の旗を高くかかげ、党中央の周りにいっそう固く結集し、ひきつづき「愚公、山を移す」精神を発揮し、決意を固め、万難を排して、わが国を現代化した、高度の民主主義と高度の文明をもつ社会主義の強国に築きあげるために奮闘努力するよう呼びかける。

胡耀邦、趙紫陽、習仲勲三同志の略歴

胡耀邦 湖南省瀏陽県の出身。一九一五年、貧農の家庭に生まれ、三〇年、共産主義青年団に加入、三三年、中国共産党に入党。十四歳のとき、郷里を離れ赤色根拠地に行き革命に参加。児童工作に従事、のち中央ソビエト区少年共産主義者中央秘書長。三四年、二万五千華里の長征に参加、中央工作団の団員となり、赤軍の共産主義青年団総支部書記を担当。抗日戦争期は、抗日軍政大学政治部副主任、中央軍事委員会総政治部組織部長。解放戦争期は、縦隊政治委員、兵団政治部主任。中華人民共和国建国初期、四川省北部地区党委員会書記兼行政専員公署主任。五二年以降、青年団中央書記。六五年、陜西省党委員会第一書記。「四人組」粉砕後、党中央組織部長、宣伝部長、中央規律検査委員会第三書記、党中央秘書長。中国共産党第八期、第十一期中央委員、十一期三中総で中央政治局委員。五中総で中央委員会総書記。

趙紫陽 河南省滑県の出身。一九一九年生まれ、三二年三月共産主義青年団に加入、三八年二月、中国共産党に入党。

抗日戦争期、中国共産党滑県工作委員会書記、同県委員会書記、河南省北部地区党委員会組織部長、宣伝部長、冀魯豫(河北·山東·河南)の第二、第四地区党委員会書記。解放戦争期、冀魯豫第四地区党委員会書記、桐柏地区党委員会副書記、南陽地区党委員会書記。大陸全土解放後、党中央華南分局委員、同常務委員、秘書長、農村工作部長、副書記、広東省党委員会書記局書記、第二書記、第一書記、内蒙古自治区党委員会書記、革命委員会副主任、広東省党委員会書記、第一書記、革命委員会主任、広州部隊政治委員、四川省党委員会第一書記、革命委員会主任、成都部隊第一政治委員、中国人民政治協商会議全国委員会副主席、国務院副総理を歴任、現在は総理。

中国共産党第十期、第十一期中央委員、第十一期中央政治局委員候補、十一期四中総で政治局委員。五中総で中央政治局常務委員。

 

   前のページへ   1   2   3   次のページへ  

北京週報e刊一覧
トップ記事一覧
朝鮮、経済発展路線を模索
核安全協力が国際社会の差し迫った議題に
中共の幹部考査制度に関して
京滬鉄道の技術力を探る
特 集 一覧へ
第7回アジア欧州首脳会議
成立50周年を迎える寧夏回族自治区
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区