(三七)建国後三十二年の成功と失敗、正しさと誤りをくりかえし対比したことによって、とくにここ数年らいの思考と総括によって、全党の同志とわが国各民族の愛国的人民の政治的自覚は大いに高まった。社会主義革命と社会主義建設にたいするわが党の認識の程度は、明らかに建国後のいかなる時期の水準をも上回っている。わが党は自分の誤りを正視し、是正する勇気をもち、これまでのような重大な誤りのくりかえしを防ぐ決意と力をもっている。史的発展の長い目でみると、わが党の誤りと挫折は、結局、一時的な現象にすぎない。わが党と人民がこれによって鍛えられたこと、長期の闘争を経で党の中核的隊伍がさらに成熟したこと、わが国の社会主義制度の優位性がさらに顕著になったこと、祖国の隆盛を求める党と軍隊と人民がいよいよ意欲をもえあがらせていること、これこそ長期的に作用する決定的な要因である。われわれの社会主義事業には偉大な前途があり、わが国の幾億という各民族人民には偉大な前途がある。
(三八)党の団結、党と人民との団結は、社会主義的現代化建設をすすめ、新しい勝利をかちとるための根本的な保証である。もしも全党がかたく一致団結し、また人民大衆とかたく一致団結するなら、今後あれこれの困難につきあたるとしても、わが党と党の指導する社会主義事業は、必ず日ましに発展するにちがいない。一九四五年、党の六期七中総で一致採択された『若干の歴史的問題についての決議』は、かつて全党の認識を統一し、全党の団結を強めて、人民の革命事業を急速に前進させ、偉大な勝利をおさめることができた。十一期六中総は、総会で一致採択した『建国いらいの党の若干の歴史的問題についての決議』がかならずや同様の歴史的役割を果たすものと信じている。総会は、マルクス·レーニン主義と毛沢東思想の偉大な旗のもとに、全党、全軍、全国各民族人民が党中央のまわりに固く団結し、「愚公、山を移す」精神をひきつづき発揚し、心を合わせ、あらゆる困難にもめげず、わが国を現代化した、高度に民主化した、高度に文明化した社会主義強国に一歩一歩きずきあげるため奮闘努力するよう呼びかける!われわれの目的はかならず達成されなければならず、われわれの目的はかならず達成されるであろう!
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