Imprimer cet article

Commenter cet article

1980年代  
建国いらいの党の若干の歴史的問題についての決議

 

二、一九七九年四月に開かれた中央工作会議で、党は国民経済全体にたいする「調整、改革、整頓、向上」の方針をうち出し、過去二年の経済活動における失策を断固是正し、これまでこの面に長いあいだ存在した左よりの誤りの影響を真剣に一掃した。党は、経済建設はわが国の国情に合致し、経済法則と自然法則に合致していなければならないこと、力相応の仕事に取りくみ、順序を追って前進し、かならず論証をおこない、実際の効果を重視し、生産の発展と人民生活の改善とを緊密に結びつけなければならないこと、また独立自主、自力更生の堅持を土台に諸外国との経済協力と技術交流を積極的に展開しなければならないことなどを指摘した。こうした方針に導かれて、軽工業の発展は速まり、工業の内部構造は合理的なバランスのとれた方向に向かって発展している。また企業の自主権拡大、労働者·職員代表大会制度の復活、企業の民主的管理、財政の段階別管理などを含む経済管理体制の改革も、経済調整と結びつけながら段取りを追って進められている。党は農業協同化後期いらいの農村工作における失策を真剣に是正し、農産物と副業生産物の価格を引きあげ、生産量に応じて報酬を計算するさまざまな形態の責任制を実行し、自留地の復活とその適度な拡大をはかり、農村の市取引を復活させ、農村の副業と多角経営を発展させ、農民の積極性を大いに発揮させた。この二年間の食糧生産高は建国いらい最高で、工芸作物と農業副産物の生産も急速に発展している。農業と国民経済全体の発展によって、人民生活は改善された。

三、もと中共中央副主席で、中華人民共和国主席でもあった劉少奇同志をはじめ、無実の罪を着せられた党と国家のその他の指導者と各民族、各界のその他の指導者は、大量の確実な調査研究によって名誉を回復し、その革命闘争で党と人民のためにうち立てた歴史的功績が確認された。

四、大量の冤罪·でっちあげ·誤審事件を全国的に再調査して、誤った決定をくつがえし、誤って右派分子と判定された事件についても是正をおこなった。もとの工商業者はすでに改造されて勤労者となっていること、もともと勤労者であった零細商人、行商人、手工業者はもとのブルジョア工商業者と区別すること、すでに改造されて勤労者となっている圧倒的多数のもと地主、富農分子はその階級所属を改めることなどが公表された。こうした一連の活動によって、党内と人民内部の大量の矛盾が適切に解決された。

五、各級の人民代表大会の活動が強化され、省·県二段階の人民代表大会に常設機関が増設されたほか、県段階および県段階以下の人民代表は選挙民が直接選挙するという制度が全国で実施されている。党と国家の集団指導と民主集中制は健全化されつつある。地方と基層組織の権力も、次第に拡大されている。社会主義の民主を発揚するのに不利な「大鳴、大放、大字報、大弁論」なるものは廃止された。建国いらいずっと制定されていなかった刑法と刑事訴訟法を含め、一連の重要な法律、法令、条例が復活し、制定し、実施された。司法·検察·公安機関の活動も強化され、さまざまな重大な刑事犯に打撃が加えられている。林彪·江青反革命集団の主犯十名は法にもとづいて公判にかけられた。

六、党は各級指導グループの調整と強化に力をいれた。五中総は政治局常務委員会委員を補充し、中央書記局を置き、中央の指導力を大いに強めた。中央と各級の規律検査委員会が設立されたこと、『党内の政治生活に関する若干の準則』およびその他の党内法規が制定されたこと、各級の党の指導部門や規律検査部門が不正の気風を是正するために活動をおこなったことなどによって、党の戦闘力は強まった。党の言論機関もこの面で多くの努力を払った。党は、事実上存在している幹部指導職の終身制を廃止し、権力のあまりに集中しすぎた状況を改めるとともに、革命化の堅持を前提として各級指導者の若返り、知識化、専門化を逐次実現するよう要求し、この面の仕事に一部着手した。国務院の指導メンバーを調整し、党と政府の分担を明確にしたため、中央と地方の政府の活動は強化された。

このほか、党は、教育、科学、文化、衛生、体育の活動、民族関係の活動、統一戦線の活動、華僑関係の活動、軍事面の活動、外交面の活動などの諸分野で党の諸政策を真剣に実行し、それぞれ重要な成果をおさめた。

要するに、三中総いらい、毛沢東思想の科学的原理と党の正しい政策は新しい条件のもとで復活し、発展し、党と国家のさまざまな活動がふたたび勢いよくもりあがっている。われわれの活動にはまだ失策や欠点があり、われわれの前にはまだ多くの困難がある。だが、勝利のうちに前進する道はすでに切りひらかれており、人民の間で党の威信はいま日ましに高まっている。

 

   前のページへ   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   次のページへ  

北京週報e刊一覧
トップ記事一覧
朝鮮、経済発展路線を模索
核安全協力が国際社会の差し迫った議題に
中共の幹部考査制度に関して
京滬鉄道の技術力を探る
特 集 一覧へ
第7回アジア欧州首脳会議
成立50周年を迎える寧夏回族自治区
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区