（五）大衆路線を堅持すること。大衆に依拠し、大衆を信頼し、おもいきって大衆を立ちあがらせ、「大衆のなかから大衆のなかへ」、「集中し」、「堅持させる」こと、これがわが党のすべての活動の基本路線である。われわれが独立自主、自力更生の方針を堅持するのは、「人民、ただ人民のみが世界の歴史を創造する原動力である」ということをかたく信じているからにほかならない。

民主主義革命の時期であろうと、社会主義革命の時期であろうと、毛沢東同志は、大衆路線の重要性をくりかえし強調し、大衆路線を堅持することを弁証法的唯物論の認識論を堅持する根本問題であるとし、中国と世界の大多数の人びとの利益をはかるかどうかということを、プロレタリア革命事業の継承者の条件とした。毛主席は、陳独秀、王明、劉少奇らニセのマルクス主義者の、人氏大衆を中傷し、弾圧する反動的観点をするどく批判·反駁し、また、大衆から遊離する党内のさまざまな偏向をたえず批判し、是正してきた。共産党と人民の関係は、魚と水のような関係である。共産党員はいかなるときでも大衆から離れてはならないと、毛主席はくりかえし教えている。こんにち、プロレタリア文化大革命が偉大な勝利をかちとり、党と大衆の関係がさらに密接になっている状況のもとでは、大衆のなかに深くはいり、大衆に関心をよせ、大衆の声に耳をかたむけ、事あるごとに大衆と相談するよう、いっそう注意をはらわなければならない。五·七幹部学校をりっぱに運営していかなければならない。つねに集団的な生産労働に参加しなければならない。大衆から遊離するあやまりをくりかえさないように用心しなければならない。口先では「名もない庶民」といっているが実際には途方もない野心家であるあのような人物とははんたいに、誠心誠意大衆に学び、また、毛沢東思想で大衆をたゆみなく教育し、あやまった傾向を克服し、人民の自覚を高めるようにしなければならない。

毛主席はこれまでずっと、わが国の各民族の団結に関心をよせてきた。われわれは多民族の国であり、漢民族と少数民族との関係をかならずよくしなければならない。大漢民族主義に反対しなければならず、また、地方民族主義にも反対しなければならず、各民族が革命と祖国建設のたたかいのなかで結んだ兄弟の関係を発展させ、全国各民族人民の大団結をつよめなければならない。

（六）民主集中制を堅持すること。われわれの党規約はつぎのようにはっきり規定している。党の組織原則は民主集中制である。それは、民主を基礎とした集中であり、集中にみちびかれた民主である。われわれは党内外に、集中もあれば民主もあり、規律もあれば自由もあり、意志の統一もあれば個人の気持がのびのびし、生きいきとして活発でもある、という政治的局面をつくり出さなければならない。わが党は戦闘的な党であって、集中もなく、規律もなく、統一された意志もなければ、敵にうちかつことはできない。しかし、民主がなければ正しい集中はありえない。したがって、毛沢東同志はこれまでずっと、一人できめてしまうことに反対し、大衆に意見を発表させることを提唱している。うそをつくことに反対し、本当のことをいうよう提唱している。また、批判と自己批判を勇敢におこなうことをプロレタリア革命事業の継承者の条件のひとつとしている。われわれは、わが党の伝統である民主的作風を発揚し、つねに批判と自己批判をおこない、真理を堅持し、あやまりを改めなければならない。しかし、われわれの民主は、軍隊でも、地方でも、すべて集中をうち固め、規律をつよめ、戦闘力をたかめるためのものであって、それに反するものであってはならない。各級の党委員会はいずれも党委員会制度をうちたて、それを健全なものにし、一元化した指導をつよめ、分散主義をふせぎ、多中心つまり無中心をふせがなければならず、毛主席を統帥者とし林副主席を副統帥者とする党中央の指導のもとで、毛沢東思想を基礎として、認識を統一し、政策を統一し、計画を統一し、指揮を統一し、行動を統一しなければならない。