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1970年代  
中国共産党の五十周年を記念する

 

重要な問題はよく学ぶことにある

わが党がこの半世紀いらいあゆんできた戦闘のみちのりをふりかえってみると、つぎのような真理が立証されている。つまり、毛主席の指導からはなれ、毛沢東思想にそむき、毛主席の路線にそむけば、わが党は挫折し、失敗する。毛主席にしっかりとしたがい、毛沢東思想にもとづいてことをはこび、毛主席の路線を実行すれば、わが党は前進し勝利する、ということである。毛沢東同志の著作は、ほかでもなく中国共産党が革命と建設をみちびくうえでの理論と実践をもっともかんぺきに総括したものである。一九三九年、毛沢東同志はわが党の歴史的経験を総括したさい、つぎのようにのべた。「マルクス·レーニン主義の理論と中国革命の実践との統一という理解にもとづいて、十八年間の経験と当面の新しい経験を集中し、これを全党につたえ、党を鉄のように強固にして、過去におかしたあやまりをくりかえさないこと―これがわれわれの任務である」。

毛主席が総括したわが党の歴史的経験のうち、こんにち、とくに全党が注意をはらい、学ぶべき点はなんであろうか。

(一)マルクス·レーニン主義の普遍的真理と中国革命の具体的実践とを結びつけるという「わが党の一貫した思想的原則」を堅持すること。

党の歴史はわれわれにつぎのことを教えている。毛主席は中国革命を指導する偉大な実践のなかで、つねに弁証法的唯物論と史的唯物論の世界観を堅持し、マルクス·レーニン主義の立場、観点、方法を応用して、中国社会各階級の政治的経済的地位とその相互関係について綿密な調査研究をおこない、敵、友、味方の三つの方面の状況について具体的な分析をくわえ、正反両面の歴史的経験について科学的な総括をおこなうことを堅持して、党の路線と政策を正しくうち出し、マルクス·レーニン主義をうけつぎ、守り、発展させ、全党、全軍、全国人民が勝利のうちに前進するのをみちびいてきたのである。ところが、陳独秀、王明、劉少奇およびその他のニセのマルクス主義者はいずれも、理論と実践との分離、主観と客観との分裂をその思想的特徴としている。かれらはみな、右のほうと「左」のほうから観念論と形而上学の世界観をもって、弁証法的唯物論と史的唯物論に反対しこれを歪曲し、調査研究と階級分析をおこなうことに反対し、理論と実践の統一に反対した。かれらもマルクス·レーニン主義を口にし、はてはマルクス主義の理論家をよそおっていたが、それは、労農幹部と天真らんまんな青年をおどかしだますためのものであって、かれら自身はマルクス主義にもとづいて事をはこぼうとしたためしはなく、もともと反マルクス主義なのである。だから、かれらの言論と行動は、必然的に社会発展の客観的法則と対立し、広はんな人民の要求と対立し、客観的法則と人民の要求を正しく反映した毛主席の革命路線と対立するものであり、したがって革命の実践のなかで必然的に破産してしまうのである。われわれの一部の同志が、一時期、正しい路線とあやまった路線とを見わけることができなかったのは、主観的原因についていえば、マルクス·レーニン主義の著書を読まないか、あるいは、すこしは読んだとしても、毛沢東同志がいくどとなく強調してきたこの根本的な思想的原則で問題を観察し問題を処理することができず、客観的世界を改造する過程で主観的世界を改造することができなかったからである。この歴史的経験はひじょうに深刻なものであり、新しい共産党員も古い共産党員もすべて、しっかりと銘記しておかなければならない。

いま、われわれ全党の同志、まず高級幹部は、「まじめに本を読んで学習し、マルクス主義に通じなければならない」という毛主席の指示にもとづいて、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリンの著書を真剣に読み、毛主席の著作を真剣に学習し、わが党の五十年らいの歴史的経験と、当面の新しい経験を真剣に学習している。幹部の学習運動と広はんな大衆の学習運動との結合は、すでに積極的な効果をあげており、また、ひきつづき積極的な効果をあげるにちがいない。われわれは、これを長期にわたって堅持してゆかなければならない。本を読み学習するにあたっては、理論と実践とを結びつける原則を堅持しなければならない。問題をもって学び、階級闘争、生産闘争、科学実験という三大革命運動のなかでの問題や、中国革命と世界革命についての問題をもって本を読み学習しなければならない。つまり、本を読むことを調査研究、経験の総括と結びつけ、歴史的経験の学習を現実の闘争と結びつけ、過去の日和見主義を批判することを現代修正主義を批判することと結びつけなければならない。全国解放後、毛主席が全党を指導しておこなった〈武訓伝〉批判、〈紅楼夢〉研究におけるブルジョア思想の批判、胡適批判、胡風反革命集団批判、ブルジョア右派批判から、劉少奇裏切り者集団批判にいたるまで、いずれも全党、全軍、全国人民に大きな教育的役割をはたした。毛主席が全党を指導しておこなった、ソ連修正主義裏切り者集団を中心とする現代修正主義にたいする批判、国際共産主義運動の総路線についての大弁論は、なおさら全党にたいしてきわめて深い、きわめて生きいきとしたマルクス·レーニン主義の教育となった。マルクス·レーニン主義と現代修正主義との闘争は、国際共産主義運動における二つの路線の原則的な闘争である。フルシチョフ、ブレジネフの一味は、プロレタリア革命の裏切り者であり、現代における狂気じみた社会帝国主義者であり、全世界における反中国、反共、反人民の急先鋒である。ソ連修正主義を中心とする現代修正主義をひきつづき暴露·批判し、また、この闘争をさいごまですすめることは、わが党の当然はたすべき国際主義の責務である。われわれ全党の同志は、マルクス·レーニン主義の学習を国内外の現代修正主義にたいする批判と結びつけ、闘争のなかで、真のマルクス主義とニセのマルクス主義をみわけることを学びとり、真にマルクス主義に通ずるようになるべきである。

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