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中国共産党創立80周年  
民営科学技術企業家たち、江沢民総書記の「七・一」講話について語る

 

われわれの願いを表明

民営科学技術企業家の李民生氏は江沢民総書記の「七・一」講話についてこう語った。

中国では、共産党は唯一の政権党である。長期以来、民営企業は社会主義経済力の重要な補完ではあったが、民営企業家たちはやはり政治的地位が高くないと感じ、また共産党に入党できるかどうかの問題について、終始争論しか見られず、結論が出なかった。江沢民氏が講話の中で「民営科学技術企業の創業者と技術者、外資企業に招聘される管理者と技術者、個人経営者、私営企業主、仲介組織の職員、自由業者も、中国の特色を持つ社会主義事業の建設者である」と明確に指摘し、また「党の綱領と規約を承認し、自発的に党の路線と綱領のために奮闘し、長期の試練を経て、党員の条件にかなった社会のその他の方面の優れた分子を党内に吸収するとともに、党という大溶鉱炉を通じてたえず広範な党員の思想的政治的自覚を高め、それによってたえず全社会に対するわが党の影響力と凝集力を増強すべきである」と指摘した。

疑いもなく、これは中国共産党創立80年来の重要な理論的創造である。国内外のメディアは江沢民氏の講話を高く評価した。とくに江沢民氏の講話の中の新しい党員を吸収する主な基準により大きな関心を寄せ、すべてのメディアは強調的なタッチで「社会のその他の方面の優れた分子の入党問題」に言及した。時事通信は報道の中で、新しい時代の要請に適応するため、「社会における党の影響力と凝集力」を高めるため、江沢民総書記は初めて労働者、農民、知識分子、幹部、解放軍の指揮員と戦闘員以外の社会のその他の方面の優れた分子が中国共産党に入党するのを認めることを正式に表明した。『読売新聞』は、この挙は国内外の情勢の変化に基づいて、旧い階級観念の束縛を打ち破り、広範な人民大衆の中に融け込むと同時に、政権党の地位を守るものであると書いている。

全国政治協商会議副主席、全国工商連合会主席の経叔平氏は、江沢民総書記の講話は非公有制経済の人びとが中国の特色を持つ社会主義事業の建設者であり、労働者、農民と同じように中国共産党が依拠する大衆的基盤であることを明確にしたと述べた。天津モトローラ(中国)電子有限公司党委員会書記の尹国豊氏は報告を聞いてとても興奮し、「江沢民総書記の講話は、われわれの思想を教条主義、主観主義、形而上学の束縛から解放した」と述べた。

北京では、中国の民営科学技術実業家は自発的に集まり、10数人の民営科学技術企業の責任者は興奮の気持ちを抑えることができず、率直に自分の意見を述べ、言いたいことを思う存分言った。

重要な理論的創造

北京市民営科学技術実業家協会会長の紀世瀛氏は次のように述べた。

江沢民総書記の講話は私から大きな励ましを受けた。党は理論の面で三つの代表の思想をこれほど深く論述し、しかも社会発展の本質的問題を非常にはっきりと述べた。講話は、いかなる国、政党、社会の発展の本質も生産力を発展させ、最終的に人民の生活レベルを向上させることであり、生産力が発展しなければ何もできない。国を強大にし、人民を幸福にすることは最も根本的なことである。

最も先進的な生産力の代表は誰なのか。私は、民営科学技術企業の活動家もその中に含まれると思う。われわれは科学技術の成果を生産力に転化させる最前線の大軍であり、最も先進的な生産力を実現する最前線の部隊であり、中国共産党が最も先進的な生産力に進軍する前衛であり、この点において民営科学技術関係者は誇りをもっている。江総書記の重要な講話は、民営科学技術企業群の発展の理論の基礎と発展の方向をはっきりと指し示した。

他方、江沢民同志はこのように重要な会議で、このように重要な報告の中で、民営科学技術企業の関係者を社会主義事業の建設者に入れ、しかも新たに生まれた階層の第1位においているが、私はただごとではないと思っている。社会は各階層からなり、民営企業を新たな社会階層とすることは、理論上から言って新たな大きな飛躍である。

現在、民営経済全体の発展が直面している情勢は特に楽観的なものではなく、根も葉もないうわさがたくさんあり、新しい資産階級が生まれたと考える人がいる。民営科学技術企業の関係者を新しい資産階級の代表と見なすのは公平ではない。

私は昨年、民営企業を大いに発展させるよう呼びかけ、民営企業を資産階級の隊列に組み入れる論調に賛成しないことを報告に書いて上級に提出した。私の理論は、民営経済を発展させてこそはじめて生産の社会化、資本の社会化、知識の社会化を実現し、真に最終的に社会主義を成功させ、共産主義を実現することができるというものである。

私は、資本社会化の個人資本に対する止揚、企業社会化の個人企業に対する止揚を通じてのみはじめて最終的に社会化と公有制を実現できると思う。われわれはより多くの人に民営経済が身内であり、社会主義の対立面ではないということを理解させるべきだ。これは最も重要なことである。

中国共産党はこの会議で民営科学技術企業とその関係者を社会主義の建設者としたことは、民営経済に従事する人が共産党に入党できることを意味し、これは民営経済の発展に対し画期的な意義を持っている。中国民営科学技術実業家協会と北京民営科学技術実業家協会は民営経済の大きな旗印を高く掲げて、わが中国を強大にし、偉大な民族復興を実現しなければならず、どの民営企業家も重要な任務を担っている。われわれは自分の企業に関心をもつばかりでなく、国にも関心を寄せ、国の方針、路線、政策にも関心を寄せなければなけない。

中国共産党の党員になるのは誇りのあること

京海グループ董事長の王洪徳氏は次のように述べた。

2日午前出勤すると、わがグループ公司の全党員は座談会を開いて、江沢民総書記の「七・一」講話について存分に語り合っていた。皆が先を争って発言する中から、私は皆さんが中国共産党の党員になるのはとても誇りのあることだと思っていることを感じ取った。

これは中国共産党が着実に人民に奉仕する政党であるからである。講話は党の80年の輝かしい歴史と基本的経験を総括し、「三つの代表」という思想の科学的内包を全面的に論述しているばかりでなく、社会主義の根本的目的が国の富強、人民の幸福で豊かな生活を実現することも強調している。これは問題を見すかしている。

同時にこれは中国共産党が政治面でしっかりし、理論面で成熟した政党であるからでもある。中国共産党は大きな長所がある。それは時代と社会発展の脈博を正確にとらえることができることである。毛沢東思想、鄧小平理論から江沢民総書記が打ち出した「三つの代表」の重要な思想に至るまで、中国共産主義者の知恵の光芒がきらめいている。そのため、中国共産党の党員となるのは非常に誇りのあることである。

中国の今日は共産党の事実求是の思想路線のたまものである

北京康拓曉義科学技術貿易有限責任公司董事長の秦革氏は次のように述べた。

江沢民総書記は講話の中で、単に資産の多少で一人の政治的態度を確定することができず、その思想状況、資産の取得と使用状況、社会に対する貢献を見なければならないと明確に提出した。講話はまた、民営科学技術企業が実際に先進的な社会生産力を代表していることを明確にした。20年の改革・開放、20年の民営科学技術企業の発展もこの点を立証した。

中国の改革・開放が成功を収め、経済が速やかに発展したのは、わが党が理論面で、実践面で絶えず経験を総括し、社会全体の進歩を促しているからである。

国際から言って、共産党が政権を握る多くの国の改革が失敗したのは、彼らが自国の実状から出発して自国の実際に合った理論を打ち出すことができず、正しい理論を導き手としなかったため、改革が成功を収めるのは難しい。中国の改革・開放が今日のような成果を収められたのは、なによりもまず党の英明な指導のたまものであり、共産党の事実求是の思想路線のたまものである。

民営科学技術企業家の責任が重くなった

北大方正公司創始者の楼濱竜氏は次のように述べた。

改革・開放の初期を振り返ると、われわれの多くの科学者と技術者は党の呼びかけに応えて科学技術企業を興し、改革・開放の深化につれてまた多くの研究機構とその専門技術者は市場に進出し、多くの科学技術企業をつくり、国の科学技術進歩と経済発展に貢献もすれば、市場の中で自身の価値をも実現し、一定の資産を獲得し、一定の蓄積をもつようになった。市場に進出したこれらの人たちはどんな人なのだろうか。彼らは社会の中でどのような地位にあるのか。彼らはいわゆる「資産階級」であるのかどうか。一部の奇怪な論議はわれわれを困らせ。多くの人の引き続き創業する自信と決意に影響を及ぼしている。

江沢民総書記の講話を繰り返し学習して、わたしは、民営科学技術企業と企業家たちの責任がさらに重くなったのであり、党と国および中華民族がわれわれに大きな期待をかけていることをとくに強く感じた。

もうデマなど怖くない

中国科学美容雑誌社社長の戴曉鐘氏は次のように述べた。

私は改革・開放初期に民営科学技術企業を創設してから今日まですでに20余年になる。この20余年間に経歴したすべてのことは私に、党と政府から社会に至るまで、民営科学技術企業に対する認識がますますはっきりし、扶助にますます大きな力を入れていることを感じさせた。とりわけ江沢民総書記のこの講話は、政治上と社会の属性から民営科学技術企業の創業者と技術者が新たな社会階層であり、社会主義の社会生産力を発展させるために貢献し、中国の特色を持つ社会主義の建設者であることを肯定した。これはわれわれ広範な民営科学技術企業の人たちにとって、本当にこの上なく大きな励ましである。

だから、わたしは民営科学技術の企業家たちが大胆に事業に打ち込み、勇往邁進し、党中央の肯定と支持がある以上、デマを恐れる必要がないと思う。

制度と文化のイノベーションを重視しなければならない

科瑞グループ副総裁の郭梓林氏は次のように述べた。

以前の理論は共産党員が民営企業を興すという問題を解決できなかったが、今日の江沢民総書記の講話はこの問題を解決した。理論がよいかどうかを検証する基準が二つある、一つは理論が歴史を解釈できるかどうか、もう一つはこの理論が自説のつじつまを合わせられるかどうかであると思う。江沢民総書記のこの報告は、第一に歴史をはっきりと説明し、第二に論理に合っている。だから、社会ですばらしい反映を得た。

民営科学技術企業の発展は二つの段階に分けられる。第一段階はすでに終わり、民営科学技術企業はメカニズムと科学技術のイノベーションを通じて得た成果が全社会の認可を得た。現在、改革の深化と国有企業の活力の増強につれて、民営科学技術企業の強みがすでに逐次小さくなり、将来の第二段階において民営科学技術企業が引き続き先進的な生産力、生産関係の代表となるには制度と文化のイノベーションにリードさせなければならないというのである。

民営科学技術の春を迎える

王治国全国工商業連合会副主席は次のように述べた。

江沢民総書記の講話は中国の実際に合致し、われわれはいっそう親しさを感じ、広範な民営科学技術企業の経営者と非公有制経済の人たちをきわめて大きく励ました。これは非公有制経済、民営科学技術企業を発展させる強大な思想武器である。

民営科学技術企業の発展を例にとって見れば、1992年全国に民営科学技術企業が2万5000余社あり、技術工業貿易の総収入は297億元、利潤は33億元、納税額は12億元であった。だが、1999年になると、民営科学技術企業は10万余社に増えた。このような常軌にはずれた成長率は、中国経済の発展史上まれに見るものである。北京市は中国の民営科学技術企業がわりに早くかつ速く発展してきた地区であり、1991年の技術工業貿易の総収入は40億8200万元であったが、1999年は1109億800万元へと1991年の約29倍に増えた。

民営科学技術企業が急速かつ健全に発展する根本的原因は、江沢民同志を中核とする党中央が理論の面で絶えず革新を行い、政策の面で絶えず扶助を与え、民営企業の急速な発展のために好ましい社会環境をつくっていることにある。中国の民営科学技術企業と非公有制経済発展のいま一つの春を迎えるため、われわれは広範な民営科学技術企業家に江沢民総書記の講話を真剣に学習させ、さらに高い目標に向かって前進するであろう。

「北京週報日本語版」2001年No.32

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