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中国共産党創立50周年  
ニュージーランド共産党書記長ウイルコックス同志の祝賀メッセージ

 

ニュージーランド共産党書記長V·G·ウイルコックス同志はニュージランド共産党政治委員会を代表して、中国共産党創立五十周年を祝う書簡を六月十五日付でおくってきた。書簡の内容はつぎのとおり。

五十年まえの七月一日、わずかな人数の中国の革命者が会議をひらいて、中国共産党を成立させました。中国共産党の五十周年は偉大な意義をもっています。中華人民共和国ばかりでなく、全世界のすべての国ぐににとって、この日はいずれも祝賀にあたいする日です。これらの国ぐにでは、反帝闘争に参加する人がますますふえており、かれらは自国で社会主義革命を展開する熱意にもえています。

中国共産党は多くの革命闘争を経たのち、いまでは中国人民を指導して社会主義建設の道を前進しています。中国共産党は日ましに高まる世界革命のトリデであります。

中国共産党はその五十年にわたる闘争のなかで、中国だけでなく、すべての国ぐにの革命者にとって貴重な経験をつみあげてきました。これらの経験をわれわれの客観的状況と結びつけたならば、それはニュージーランド革命のために努力しているわが党にとってひじょうに重要なものとなるでしょう。

中国共産党はその初期に多くの失敗をなめ、誤りをおかしました。そのうえ、国民党蔣介石とその追随者の裏切り―かれらは国民党の創立者孫中山のすべての信念を裏切ったのです―によって、たくさんのすぐれた同志を失いました。

中国共産党はこの打撃からたちなおりました。毛沢東が党の指導者になってから、党は一九四九年の革命の成功までのひじょうに長い道を歩みはじめました。南方のソビエト政権を西北地区に移した有名な長征、および最後にそこで首都延安を中心にしてソビエトを発展させた数々の状況を、誰が忘れることができるでしょうか。

そのとき、毛沢東はすでにマルクス·レーニン主義にたいして大きな貢献をしていたのです。それはつまり、前進するためには、党はどうしても自分の軍隊を組織しなければならない、ということです。

抗日戦争の時期が訪れました。それ以後、蔣介石の部隊とかれを援助したアメリカ人は中国大陸から追い出され、台湾に追いやられました(蔣介石はいまもそこに巣くっていますが、それはアメリカ帝国主義者の保護を得ているためにすぎないのです)。

これらの闘争のなかで、中国共産党は数多くの経験、教訓を得ました。そのため、毛沢東は世界帝国主義が滅亡に近づいている時期にマルクス·レーニン主義を発展させ、マルクス·レーニン主義が静止の哲学ではなくて、イデオロギーの面でも、実践の面でも、たえず発展し、たえず充実していく生きた理論であることを立証することができました。

『実践論』や『矛盾論』といった有名な著作はほかでもなくこの時期に書かれたものです。この二つの著作は宙にういたむなしい「象牙の塔」のなかの著作家の手で書かれたものではなく、戦略と戦術について実際の経験をもつ人の手で書かれたものです。

毛沢東の著作『矛盾論』はわれわれの理論的基礎―弁証法的唯物論ーの問題を明らかにしています。この著作は、矛盾はあらゆる事物のなかに存在しており、事物はこのような矛盾の闘争を通じて発展する、これこそ(事物の)主要な法則である、と指摘しています。毛沢東は、種々さまざまな矛盾のうち、一部は敵対的なものであり、一部は敵対的でないものであるということを解明し、また、われわれがなぜ、いかなる事物をも静止したもの、変化しないものとみなしてはならないかを説明しています。

実際の経験のなかからまた、「人民戦争」という偉大な概念が形づくられました。この概念は、すでに全世界に広まっているばかりか、現に帝国主義者を恐怖の絶望と失敗のなかにおとしいれています。

われわれはいま、中国の党とその偉大な指導者毛沢東から、こうしたすべてのものを学んでいます。

しかし、これはけっして全部ではありません。一九四九年に革命が成功してから、その他のいくつかの問題が明らかになってきました。それはつまり、革命が勝利し、国家権力が奪取されたあとも、階級闘争はそれで終わるものではない、ということです。階級敵が完全にうち破られたようにみえてからなん年かのちにも、階級闘争は停止しないばかりか、対処しなければならない要素としてひきつづき存在しているのです。いかなる時にも、残存する敵にたいして、闘争しなければなりません。

劉少奇をかしらとする「走資派」があらわれました。権力を握る地位にあったこの連中は、社会主義革命を裏切ったばかりでなく、ソ連で発生した事態のように、資本主義復活の活動をくりひろげたのです。ソ連では不幸にも、前指導者が警戒心を十分にもたなかったか、階級闘争のなおも存在していることを認識していなかったかのいずれかであったのです。

毛沢東はその天才をいまいちど示しました。毛沢東はプロレタリア文化大革命をおこし、くりひろげて、すでにおさめた勝利をまもり、社会主義社会をいちだんと建設するための条件をつくりあげました。

またも勝利がかちとられ、社会主義工業と社会主義農業は、いっそう発展しつつあります。

中国共産党万歳!

中国共産党創立五十周年を祝うにあたり、革命的あいさつをおくる!

プロレタリア国際主義万歳!

世界革命万歳!

「北京週報日本語版」1971年7月27日(No.30)

 

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