中国共産党中央委員会
親愛な同志のみなさん
一九七一年七月一日は偉大な中国共産党の創立五十周年にあたります。われわれはこのたいへん喜ばしい日のためにこの祝電をおくることを、ひじょうに光栄と思っています。
毛沢東主席は、「中国共産党の努力がなければ、また中国共産党員が中国人民の柱石とならなければ、中国の独立と解放は不可能であり、中国の工業化と農業の近代化も不可能である」と指摘しています。
毛沢東主席が指摘しているように、中国共産党の指導のもとで、中国はすでに独立と解放をかちとっているばかりか、世界でも強大な力をもつ社会主義の大国となっています。
中国はすでに原子力を開発した大国となっており、国内債務もなければ対外債務もない大国、世界の被抑圧人民から全面的に支持される大国となっています。
中国はまたアメリカ帝国主義、ソ連修正主義、各国反動派に反対する世界プロレタリア革命の先鋒となっているばかりか、世界革命の頼りになる大後方となっています。
社会主義中国のもっとも主要な力、世界のいかなる階級敵もたち打ちできない力は、ほかでもなく、偉大な毛沢東思想と七億をこえる中国人民との結合した力です。
中国のあらゆる内外の敵がいちばん恐れているのはまさにこの力です。この偉大な力は、中国プロレタリア文化大革命の勝利の赤旗のもとに、裏切り者、修正主義者劉少奇とそのひとにぎりの仲間にうち勝ちました。それはかならずこんご現われるあらゆる内外の敵にうち勝つことでしょう。
中国人民を指導してこのような驚くべき力をつくりだし、一連の勝利をかちとった中国共産党は、その五十年におよぶ歩みのなかで、一連の複雑で、長期にわたる、苦難にみちた階級闘争を経、革命の失敗、勝利、曲折の長期にわたる過程を経てきました。これは避けることのできない階級闘争の一般的法則である、とわれわれは考えています。
毛沢東主席をはじめとする中国共産党が勝利をおさめたのは、中国共産党が正しくマルクス·レーニン主義の普遍的真理を中国革命の具体的実践に結びつけ、それを運用したからであり、長期の闘争のなかで生まれた偉大な毛沢東思想を活学活用したからであり、毛主席のプロレタリア革命路線を実行したからであります。
偉大な中国共産党の五十年におよぶ歩みのなかで、毛主席の指導する中国共産党の指導のもとに、民族民主革命は勝利をおさめ、抗日戦争は勝利をかちとり、社会主義革命と社会主義建設事業はつぎつぎと勝利をおさめてきました。毛主席とその親密な戦友林彪副主席の指導のもとで、中国共産党は世界にかつてない偉大なプロレタリア文化大革命を指導し、その勝利をかちとりました。当面の社会主義建設事業のなかでも、中国共産党は国民経済発展の第四次五ヵ年計画を勝利のうちに実現しつつあります。
偉大な、光栄ある、正しい中国共産党の歴史的経験は、革命が発展をとげ、勝利をかちとることができるかどうかは、すばらしい革命的情勢と人民大衆の革命的積極性が存在するだけでは不十分であり、それ以外にプロレタリア階級の強固な指導的中核―マルクス·レーニン主義の政党がなければならない、ということを教えています。いいかえれば、それは「マルクス·レーニン主義の革命理論と革命的風格にもとづいてうちたてられた革命政党がなければならない。マルクス·レーニン主義の普遍的真理を自国の革命の具体的実践に結びつけることに長じた革命政党がなければならない。指導者を広はんな人民大衆にかたく連係させることに長じた革命政党がなければならない。真理を堅持し、誤りを改めることができ、批判と自己批判をおこなうことに長じた革命政党がなければならない」ということです。思想的、政治的、組織的にうち固められたこのようなプロレタリア階級の革命政党なしには、プロレタリア階級と人民大衆をみちびいて帝国主義とその手先をうち破り、革命の勝利をかちとることはできません。
中国共産党の歴史的経験はまた、つぎのことを教えています。真のマルクス·レーニン主義とニセのマルクス·レーニン主義を見わけ、マルクス·レーニン主義路線と日和見主義、修正主義路線を見わけることに長じなければならない。プロレタリア階級の党は、マルクス、レーニン、毛沢東のプロレタリア革命路線を堅持し、たえず修正主義、「左」右の日和見主義の路線とたたかわなければならない。正しい政治路線を確立しなければならないばかりでなく、組織面での強化をも実現しなければならず、マルクス·レーニン主義路線の基礎のうえに全党を団結させ、いっそう大きな勝利をかちとらなければならない―というのがそれです。
中国共産党と中国革命は世界の革命的人民の解放闘争のためにもっとも偉大な貢献をしました。それはつまり、中国共産党と中国革命がはかり知れない力をもつ精神的原子兵器―マルクス主義·レーニン主義·毛沢東思想を世界の革命的人民におくりとどけたということです。
毛沢東思想は現代のマルクス·レーニン主義です。毛沢東思想はマルクス·レーニン主義の基礎のうえにたって後期世界革命の経験を総括し、マルクス·レーニン主義をいちだんと発展させたものです。毛沢東思想は必勝不敗の理論であります。毛沢東思想をしっかりと把握すれば、あらゆる敵にうち勝ち、あらゆる困難を克服し、すべての勝利をかちとることができます。現代において、マルクス主義·レーニン主義·毛沢東思想がいったん億万の革命的大衆と結びつき、各国人民の革命の具体的実践と結びつけば、かぎりない革命の力が生まれ、旧世界全体はかならずこっぱみじんにうち砕かれるでしょう。
偉大な毛沢東思想と中国共産党の光栄ある歴史は、わが党に、はかり知れない価値をもつ理論と思想の指針をもたらしました。
われわれは、マルクス主義·レーニン主義·毛沢東思想へのこのうえない忠誠心をいだいて、中国人民が歩んできた武力による権力奪取の道を確固として前進しつづけるものです。
われわれは偉大な中国共産党とともに、また各国のマルクス·レーニン主義政党とともに、内外の修正主義、アメリカ帝国主義、復活した日本軍国主義、各国反動派と、最後の勝利をおさめるまでたたかいぬく決意です。
すばらしい国際情勢のもとで、わが国国内の各方面にわたるすばらしい情勢のもとで、われわれはかならず帝国主義の手先ネ·ウィン軍人政府をうち破ることができるでしょう。
偉大な、光栄ある、正しい中国共産党万歳!
マルクス主義·レーニン主義·
毛沢東思想万歳!
われわれ両党、両国人民の戦闘的友宜万歳!
偉大な指導者毛沢東同志万歳!
ビルマ共産党中央委員会
一九七一年六月十三日
「北京週報日本語版」1971年7月27日(No.30) |