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中国共産党創立50周年  
中国共産党の五十周年を記念する

 

一九四五年四月、偉大な指導者毛主席みずからの主宰のもとに、党の第七回全国代表大会が勝利のうちにひらかれた。毛主席は大会で、『連合政府について』という政治報告をおこない、党の政治路線を決めた。それはつまり、「おもいきって大衆を立ちあがらせ、人民の力を強大にして、わが党の指導のもとに、侵略者をうちやぶり、新中国を建設する」ということである。党の七全大会は勝利の大会であり、団結の大会であり、全国の幾億という人民の、愚公が山を移すような闘志と勝利の確信とをふるいたたせた。抗日戦争が勝利したときには、わが党の指導する軍隊はすでに百万に達し、解放区はすでに一億の人口を擁するまでに拡大された。中国人民の革命勢力はこれまでになく強大なものとなった。

抗日戦争の勝利は、国内外の情勢と階級関係に急激な変化をもたらした。共産党を消滅することをかたときも忘れない蔣介石は、アメリカ帝国主義の援助のもとで、反革命の内戦をおこす腹をきめていた。われわれが敢然と闘うかどうか、敢然と勝利をかちとるかどうか、「プロレタリア階級の指導する、人民大衆の、新民主主義の国家を建てるのか、それとも、大地主·大ブルジョア階級独裁の、半植民地·半封建の国家を建てるのか」、これが、全党、全軍、全国人民の前におかれた問題であった。このとき、劉少奇は、「中国はすでに平和と民主の新しい段階に入った」などという投降主義の路線をかつぎ出した。劉少奇は、「中国革命の主要な闘争形態は、武装闘争から、非武装の、大衆的な議会闘争の形態にきりかえなければならない」、「わが党の全活動は改組されなければならない」と鼓吹した。劉少奇は、軍隊と革命根拠地を蔣介石にひきわたし、国民党反動政府にはいって役人となり、アメリカ·蔣介石反動派と「協力して建国に当たる」ことをわが党に要求した。この路線は、陳独秀、王明路線の継続であり、中国においてアメリカ共産党の裏切り者プラウダー修正主義路線に呼応したものである。毛主席は、劉少奇の投降主義路線にだんこ反対した。毛主席はつぎのように鋭く指摘した。「蔣介石は、人民からは、わずかな権利もかならずうばい、わずかな利益もかならずとりあげる。われわれはどうか。われわれの方針は、まっこうから対決し、一寸の土地もかならず争うことである」「人民の武装力は、たとえ一ちょうの銃、一発の弾丸ものこしておくべきであり、ひき渡してはならない」。毛主席はまた、つぎのように指摘した。「『まっこうから対決する』にも、情勢を見なければならない」、かれらが戦うというなら、かれらを徹底的に消滅するまでであり、これがまっこうからの対決である。かれらが交渉をもとめてくれば、時によっては、交渉にでかけないことがまっこうから対決することになるし、時によっては、交渉にでかけることがやはりまっこうから対決することになる。毛主席は、当時の情勢にもとづいて、蔣介石軍の進犯をうちやぶる作戦準備の配置をおこない、また、みずから重慶におもむいて交渉をおこない、和平はみせかけで実際には内戦をおこなうという蔣介石の正体をあばいた。当時はやっていたアメリカ恐怖症にたいして、毛主席は、すべての反動派はハリコの虎であるという論断をうち出し、アメリカ帝国主義とすべての反動派の本質をあばき出した。蔣介石が全面的な内戦をおこすと、毛主席はなにものをも恐れない革命精神で、時機を逸せず、「蔣介石を打倒し、全中国を解放しよう」という偉大な呼びかけを発し、全国人民をひきいて革命戦争で反革命戦争を消滅し、武力で全国の権力を奪取した。そして毛主席は、プロレタリア階級の指導する、人民大衆の、帝国主義、封建主義、官僚資本主義に反対する新民主主義革命がこの歴史的段階におけるわが党の総路線、総政策であると定め、優勢な兵力を集中して、敵を各個に殲滅するという作戦方針を定め、また、全国の革命の進展が異なる状況にもとづき、土地改革、党の整頓と建設、軍隊の整頓と建設など一連の具体的な活動路線と政策を定めた。党は全国の農民の願いにかなった「中国土地法大綱」を公布し、思いきって大衆を立ちあがらせようとはせず農民の土地にたいする要求をみたさなかった右翼的あやまりを是正し、また、土地改革、党整頓のなかで、中農の利益を侵したり、工商業の利益を侵したり、多くの党員幹部をみさかいなしに邪魔もの扱いにして排斥したり、広はんな大衆を立ちあがらせずに自分の信頼する少数のものとだけひそかに連絡をとったり、党の政策を無視して全面的に運動をひろげ、むやみに人をやっつけたりするなどの、劉少奇に代表される形は「左」で実際は右の路線を是正した。毛主席の指導のもとに、偉大な中国人民解放軍は、解放区の人民と蔣介石支配地区の広はんな人民の支援のもとに、アメリカ帝国主義に武装された八百万の蔣介石匪賊軍を消滅し、台湾省と若干の海上の島嶼をのぞく全部の国土を解放し、蔣家王朝を葬り、中華人民共和国をうちたてた。中国人民はこの時から立ちあがったのである。

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