(七)強大な人民軍隊を建設すること。党の歴史的経験は、「人民の軍隊がなければ、人民のすべてはない」ということをわれわれに教えている。中国人民解放軍は偉大な指導者毛主席が創設し指導し、林副主席が指揮しているプロレタリア階級の軍隊である。「われわれの原則は党が鉄砲を指揮するのであって、鉄砲が党を指揮するのをけっしてゆるさない」。毛主席は、マルクス·レーニン主義の路線を堅持し、「左」翼日和見主義と右翼日和見主義の破壊にうちかち、われわれ自身の軍隊を発展させ、強大にし、わがプロレタリア階級独裁の柱石にした。階級が存在するかぎり、帝国主義が存在するかぎり、世界に安寧はありえない。こんにち、アメリカ帝国主義、ソ修社会帝国主義というこの二つの超大国は互いに争奪しあい、互いに結託しあって、覇権政治をおしすすめ、世界の分割をたくらんでいる。日本軍国主義も「大東亜共栄圏」のはかない夢をふたたびむさぼろうとしている。したがってわれわれは、かれらがわが祖国を侵略し、転覆する危険性をけっして無視してはならない。相手がおかしてこなければこちらもおかさない、相手がおかしてくればこちらもかならずおかす。これがわれわれの原則である。われわれは一日たりとも戦争にそなえることを忘れてはならず、いかなる帝国主義の侵略や転覆活動をも粉砕する用意をつねにととのえておかなければならない。われわれはかならず台湾を解放する。われわれは、強大な陸軍が必要であるばかりでなく、強大な空軍と海軍が必要である。われわれは強大な正規軍が必要であるばかりでなく、民兵を大々的に組織する必要がある。そうすれば、いかなる帝国主義があえてわが国を侵犯しようとも、すべて人民戦争の大海原に葬りさられるであろう。
(八)プロレタリア国際主義を堅持すること。毛主席は、これまでずっとプロレタリア国際主義でわれわれ全党と全国人民を教育し、「左」翼日和見主義と右翼日和見主義の妨害を排除し、自国の革命と世界革命への支援との関係を正しく処理してきた。
中国共産党は五十年にわたる奮闘のなかで、終始、全世界のプロレタリア階級と各国人民から支持され、各友好国、友好団体から支持され、全世界のマルクス·レーニン主義の兄弟党と兄弟組織から支持されてきた。われわれがすでにかちとった勝利は、かれらの支持ときり離すことができない。われわれはかれらに永遠に感謝し、かれらを永遠に忘れることはないであろう。毛主席はわれわれにつぎのように教えている。「レーニン主義の観点にしたがえば、ひとつの社会主義国の最終的勝利は、自国のプロレタリア階級と広範な人民大衆の努力が必要であるばかりでなく、世界革命の勝利に期すべきであり、人が人を搾取する制度が全地球から消滅されて、全人類が解放されるのに期すべきである」。中国のプロレタリア階級と中国人民は、アルバニア、ベトナム、ラオス、カンボジア、朝鮮の人民、およびアジア、アフリカ、ラテンアメリカ各国の人民と根本的利益がまったく一致しているばかりでなく、アメリカ、ソ連、日本の人民をふくむ全世界各国人民とも根本的利益がまったく一致している。こんにちの情勢はまさに毛主席が一九七〇年五月二十日の声明のなかで「新しい世界大戦の危険は依然として存在しており、各国人民はかならず備えがなければならない。だが、当面の世界のおもな傾向は革命である」と指摘しているとおりである。中国共産党の任務は、自国のプロレタリア階級と広はんな人民大衆を指導して、自国の革命と建設をりっぱにおこなう一方、われわれの最大の努力をつくして各国人民とともに、アメリカ侵略者とそのすべての手先をうち破るためにたたかい、二つの超大国の覇権政治に反対してたたかい、帝国主義の侵略政策と戦争政策に反対してたたかうことである。これはわれわれのゆるぎない原則的立場である。われわれの革命と建設はある程度の成果をおさめたとはいえ、こんにちわれわれの国はまだ比較的まずしく、比較的たちおくれた国である。世界革命にたいするわれわれの貢献はまだまだ不十分である。われわれはかならずひきつづき努力しなければならない。しかし、数十年たって中国が強大な社会主義国になってからも、われわれにはけっして傲慢な大国排外主義、大党排外主義があってはならない。われわれは毛主席の「中国人は国際的なつきあいの面で、大国主義を断固として、徹底的に、きれいさっぱりと、ぜんぶ一掃しなければならない」という教えを永遠に銘記しなければならない。大きな国にせよ、小さな国にせよ、それぞれ長所と短所をもっているのである。われわれは各国の革命的人民の長所に学ぶべきであり、永遠にかれらとともに団結し、ともにたたかい、ともに勝利するであろう。
長期にわたる艱苦にみちたたたかいのなかで、幾千幾万の烈士は中国人民と世界人民の解放事業のため、自分のすべてをささげた。かれらの革命精神は永遠にわれわれをはげましている。まだどれだけ多くの銀難困苦があろうとも、われわれの前進をはばむことはできない。
われわれはいま、帝国主義が全面的崩壊にむかい、社会主義が全世界的勝利にむかう時代におかれている。半世紀前中国共産党が創立されたときとくらべて、全世界の革命情勢はこれまでになくすばらしくなっている。帝国主義、修正主義、各国反動派が滅亡する日はもうそれほど遠くはない。
団結して、いっそう大きな勝利をかちとろう!
マルクス主義·レーニン主義·毛沢東思想万歳!
偉大な、光栄ある、正しい中国共産党万歳!
毛主席のプロレタリア革命路線の勝利万歳!
偉大な指導者毛主席万歳!万歳!万万歳!
「北京週報日本語版」1971年7月6日 |