中共中央紀律検査委員会は3月22日、党の「党員指導幹部の廉潔政務に関する若干の準則」(略称:廉政準則)の正しく、徹底した、順調な実施を確保し、その実効性を高め、エンフォースメントを確実に強化するため、「『党員指導幹部の廉潔政務に関する若干の準則』実施方法」(略称:実施方法)を公布した。
「実施方法」は「廉政準則」中の概念について説明し、「廉政準則」の定める8分野52項目の禁止事項への違反に対する「中国共産党紀律処分条例」の適用法を明確化。組織処理などの措置を要する紀律違反行為について、その処理方法を定めている。
「実施方法」は「廉政準則」の要求をさらに詳細かつ明確化。内容をさらに全面的にし、要求を一層具体化し、責任を一層明確化し、監督を一層力強いものにしている。制度によって腐敗を防止・処罰するとの党の断固たる決意の明確な表明であるともに、「反腐倡廉」(腐敗に反対し、清廉を唱える)制度建設の時代に合わせた進歩の体現でもある。
「実施方法」の公布と施行は、「反腐倡廉」制度建設における新たな重大な成果であり、「廉政準則」の順調な実施をしっかりと支え、党員指導幹部の廉潔政務行為に対する規範化と監督の一層の強化に重要な制度的基盤を提供する。また、腐敗防止・処罰システムの整備、「反腐倡廉」建設の踏み込んだ推進、党員指導幹部の政務行為の規範化、幹部の育成強化、党の清潔性と先進性の維持にとって非常に重要な意義を持つ。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年4月7日
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