中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は22日、北京で日本自民党国会対策委員長の二階俊博氏と会談した。
席上、呉邦国委員長は「今年は両国の国交正常化35周年に当たり、双方はこれを契機に両国関係の安定した発展を推し進めていくよう」と述べた。
また、呉邦国委員長は「国交正常化35周年に当たる今年は、両国関係を発展させるいい機会に恵まれている。双方は『中日共同声明』など三つの政治文書の精神に基づいて、政治的信頼を強化し、両国の指導者が達成した共通認識を確実に実行していくべきだ。また、エネルギーや環境保全、科学技術などの面における協力を拡大し、人的往来を強化し、特に若者の間の友好交流を深めていくべきだ」と述べた。
これに対して、二階俊博国会対策委員長は「自らの影響力を発揮して、日中関係の発展を促すため、実際に行動していきたい」と語った。
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