ネット上で、1枚のワンピースが爆発的な話題を呼んでいる。ネットユーザーの議論の的となっているのは、そのワンピースの色が「青と黒」なのか、それとも「白と金」なのかという点だ。米CNN(電子版)の27日報道によると、「青と黒派」と「白と金派」との対立が深まる中、このワンピースを販売している店舗「ロマン(Roman)」が「漁夫の利」を得る結果となった。この日、同ワンピースの1日の売上は347%増と激増した。環球網が伝えた。
「ロマン」は、英国の小規模なファッションブランド企業。ファッション総監を務めるミシェル・バストック氏は、CNNの取材を受けた際に、「このワンピースは、青地に黒のレースを使用している」と証言した。
ロマン社は、このワンピースがネット上で話題になるとすぐに、公式サイトトップページの最も目立つ場所に掲載した。バストック氏も取材時にこのワンピースを着用していた。彼女は、約6カ月後に、色違いの白と金のタイプを発売する予定だと話した。
バストック氏は、「このような展開になったことはとても不思議で、我々は全く予想しなかったことだ。ものすごい売れ行きに嬉しい悲鳴をあげながらも、忙しさに何とか追いつこうと、全社を挙げて取り組んでいる。販売価格50ポンドのこのワンピースの売上は激増、弊社サイトへのアクセス数もうなぎのぼりだが、今のところ、各部門は順調に回っており、在庫も十分にある」と続けた。
「ロマン」は、全英に132軒の店舗を擁している。現在、店舗をどんどん拡大しており、毎週新しい店舗をオープンしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月2日