双方は影の銀行(シャドーバンキング)、OTCデリバティブ改革、国境を越えた管理、会計準則を含む金融協力の強化で合意した。双方はFATCAについて政府間協定を締結し、租税回避を取り締ることを歓迎する。米国は中国系金融機関が法令を遵守していると見なすことを約束した。
人的・文化協議の成果リストによると、中米は教育、科学技術、文化、スポーツ、女性、青年の6分野で104項目の成果を挙げた。これは同協議制度発足以来、最も実り豊かな成果だ。中米は相互留学規模の大幅な増加を積極的に推進すると発表した。中国人民大学附属高校は米国にプリンストン国際数理学校を創設する。中国の学校が米国で米国の基礎教育制度を取り入れたインターナショナル・スクールを創設・運営することを中国教育部(教育省)が承認したのは初だ。
中米は博物館、舞台芸術団体、学術機関の交流を強化する。莫言氏は米コロンビア大学の招待を受け、「ワールド・リーダーズ・フォーラム」に出席する。スポーツ分野で注目されるのは、米NBAが中国へのコーチ派遣を含め複数の協力を行うことだ。
中米戦略・経済対話と中米人的・文化交流ハイレベル協議は現在中米間で参加当局が最も多く、議題が最も広範な話し合いの場だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月11日 |