トルコのエルドアン首相は14日、トルコ西部マニサ県ソマの鉱山事故の死亡数が238人まで増加し、120人が依然として坑内に閉じ込められていると発表した。
エルドアン首相は当日に鉱山事故の現場に到着し、救援作業を引き続き行い、同時に事故原因を徹底的に調査し、救援工作中のいかなることもおろそかにするのを決して許さず、誰であってもこの機に乗じて騒ぎを起こすのを決して許さないと表明した。エルドアン首相は、鉱山事故は世界では避けられないが、今回の災難の深刻性は「私たちは極めて心が痛む」と述べた。
報道によると、この事故は炭鉱の深さ150メートルの坑内で発生しており、事件発生時はちょうど炭鉱作業員の交替時間で、坑内には787人の炭鉱作業員がいたという。当時変圧器一つが故障して、爆発と火災を引き起こし、多くの炭鉱作業員が大量の煙を吸い込んだため、窒息し死亡したものとみられる。
「新華網日本語版」2014年5月15日
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