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北京週報>>国際  
中米日の三角関係、日本は何を選ぶか?

日本はオバマ大統領の今回の訪日に意欲を示し、大きな期待を寄せている。オバマ大統領のさまざまな発言からは、中米日の三角関係の基本的な特徴と、微妙な点を見て取れる。

中米日の三角関係において、中米両国の戦略的ニーズは非常にはっきりしている。中国のニーズは平和的な台頭で、米国と新型大国関係を維持し、協力と相互理解によりウィンウィンに至り、中国の夢を実現することだ。米国の戦略方針も全体的に見てはっきりしているが、その戦略的な選択には迷いもある。中国の平和的な発展を願いながら、中国の抑制を諦めていない。

日本の選択はやや不可解で、矛盾した訳の分からぬ行為という印象を与えている。中日関係の改善を希望しながら、その一方では中国の一部の核心的利益で一歩も譲ろうとしておらず、米国を抱き込み中国を抑制する姿勢を見せている。中国人専門家の王鼎傑氏は記事の中で、安倍首相の戦略を深く解読した。そこからは日本の戦略的な選択肢をよく見て取ることができる。

日本は歴史上、大国に依存し二度の台頭に成功した。まずは英日同盟を利用し、甲午戦争(日本名・日清戦争)と日露戦争に勝利し、脱亜入欧を実現し台頭した。第一次世界大戦において、英国は日本の早期参戦を望まなかったが、日本は言うことを聞かず早期参戦し戦勝国になり、東アジアで急速に拡張した。英国は日本の戦略的な狙いを見て取った。日本はその後ドイツに頼り、アジア太平洋での拡張を実現しようとしたが、失敗に終わった。日本はその後さらに米ソ冷戦の機会を利用し、米国側につき、二度目の台頭を実現した。

日本は英国と米国への依存に成功した。唯一の失敗例は、台頭する大国のドイツへの依存だ。日本は将来的に、大国にすがりつく戦略を続けるが、その対象がどこであるかが問題となる。日本は中国経済にすがりつかず、歴史的に成功経験を持つ米国を選択した。

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