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北京週報>>国際  
G8からG7に逆戻り、西側の保守化が進行

 

もしG7がG8になった後に西側がロシアを全面的に尊重することができれば、G8はG9、G10へと引き続き拡大し、さらには中国などカギを握る新興国を取り込むこともできただろう。今日のG20は全く新たなものではなく、当時のG8の拡張版となっただろう。そうであったら、欧州の政治もウクライナでの最近の亀裂を回避できたと見られる。

西側はロシア「追放」について自らを省みるべきだ。西側はなぜ巨大なロシアを呑み込むことができなかったのか、そして呑み込めなければ、なぜ決裂しなければならないのか?G8はなぜ異なる文明を受け入れるるつぼとなることができないのか?グローバル化の時代にあって「混じりけのない西側」は一体持続可能なのか?

ロシアを受け入れたかと思えばまた追放する。これは西側政治の身勝手さと度量の狭さを証明した。G8加入は元々栄誉として与えられるべきものではなかった。ロシアの参加は西側の中核国にとって非西側世界と深く接触する機会であり、西側の進取継続の1つの段階となるべきだった。

折しも今回、西側はG8からロシアを追放することで、規模が小さくなっただけでなく、気勢も大いにそがれた。人々にはG7がさらに保守化し、ひいては自己愛に陥ると考えるだけの理由がある。衝突がなく、会議のたびにあれほど一致する。これは西側の直面する真の世界ではない。G7はG20を前にさらに影が薄れるだろう。

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