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北京週報>>国際  
ファーストレディー外交、互いに友好を示す好機

ファーストレディー外交以外にも、中米間には友好的な社会交流がさらに多く必要だ。そうした交流は政治を扱うべきではなく、市場拡大などの目的を帯びるべきでもない。純粋な友好交流であると同時に、革新的で、新境地を開き、国民の注目を集め、両国民に互いの笑顔を見せることのできるものであるべきだ。

中米の民間交流がすでに盛んなことを理由に、純粋な友好的活動は省いてよいと考えてはならない。中米は戦略面で互いに信用していないため、民間交流が増えても、こうした状況を自然に是正するのは困難であり、それらが互いに織りなす結果は非常に複雑だ。やはり純粋な友好交流を行う必要がある。中米の相互邪推、相互防備に対する純粋な友好交流の相殺作用は掛け替えのないものだ。

中米関係の現状自体が、人類の大国間関係の歴史におけるまれな一幕だ。それが一体短期的、表面的なものなのか、それとも人類文明の真の進歩を代表するものなのかは、今はまだ確定しがたい。この問いへの答えが、21世紀の国際関係の性質を最終的に決定する。

人類は大国間関係の変遷の十字路に立っている可能性が高い。どのパワーも単独でこの選択を左右することはできない。人類の未来の運命を決定するのは、合力を置いて他にない。われわれは中米のファーストレディー外交がこの過程において確実なプラスのエネルギーとなることを希望する。われわれは、中米間の非政治分野のプラスのエネルギーがどんどん増えることも希望する。

「人民網日本語版」2014年3月21日

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