米国防省は11日、ヘーゲル国防長官がすでに中国香港に寄港中だった原子力空母「ジョージ・ワシントン」号に出航し、台風30号「ハイエン」の襲撃に遭ったフィリピン海域の支援・救済に向かうよう命令を下したと宣言した。
米国防省は、空母は当日の夜香港を離れ、48から72時間以内フィリピン海域に到着する見通しで、数隻もの米軍軍艦が空母と共に向かうと伝えた。
「ジョージ・ワシントン」号には約5000人の船員および飛行機80数機の第五空母航空団が含まれているという。
フィリピン国家減災委員会は現地時間11日の夜、現時点で、台風30号「ハイエン」はすでにこの国に死亡者1774人をもたらし、その他多数行方不明者や負傷者がいると伝えた。フィリピンのアキノ3世大統領はすでに国家が災害状態に入ったと宣言した。
「新華網日本語版」2013年11月12日 |