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北京週報>>国際  
中韓が自由貿易協定の交渉を推進、米日に対する「警告」に

中国が韓国の産業界とすでに形成している堅固な経済・貿易関係をよりどころとし、中韓二国間自由貿易区の協議を適時推進する。中国はこうすることで米日韓同盟に亀裂を生じさせ、米日に警告を与えることが可能だ----。国際金融報が伝えた。

韓国初の女性大統領、朴槿恵大統領の訪中の旅は「完璧」だったと言える。中韓の交流・提携の枠組み、朝鮮の核問題の他に、朴大統領の最大の収穫は、習近平国家主席と以下の点で認識を一致させたことだ。

・両国は経済・貿易、環境保護、サービス貿易、ハイテク技術など幅広い分野で提携を深化させ、互恵・ウィンウィンのハイレベル自由貿易協定を早期締結し、両国の貿易額を2015年までに3000億ドルとする目標を期限通りに実現する。

・両国の通貨スワップ協定を延長し、本国通貨の両替規模の拡大を目指し、金融提携を深化し、国際金融リスクに共同対応する。

中韓の経済・貿易提携の深化は、協力・ウィンウィンにつながる。中韓は国交樹立から21年間で、貿易額を当初の約50倍に拡大した。中国は長年に渡り韓国にとって最大の貿易相手国・輸出市場・輸入相手国であり、韓国も中国にとって第3の貿易相手国となった。中韓の2012年の貿易額は、前年比4.4%増の2563億ドルで過去最多を記録した。韓国経済の中国経済に対する依存度が高まっており、中国経済の持続的・安定的な成長は韓国経済のスタビライザーになっている。中韓自由貿易協定が締結されれば、韓国企業は世界最大の市場を獲得し、日増しに海外進出を加速する中国の資本を受け入れ、韓国経済の新たな原動力とすることができる。また二国間貿易の面から見ると、中韓自由貿易協定は中国経済にとっても重要な意義を持つ。韓国のハイエンド科学技術製品は、日本や欧米と比べコストパフォーマンスが高い。中国製品は韓国という「飛び板」により、欧米日の市場進出の際に多くの差別や厄介事を回避し、さらにコストを大幅に削減できるようになる。

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